紹介するのは、Instagramユーザー
@koroharu_shibaさんが投稿していた写真。ぬいぐるみを枕にして眠っている愛犬・はるくん(撮影時、生後約2カ月/柴犬)が写っています。
このときのはるくんは、遊び疲れて寝てしまったのだそう。ぐっすりと眠る姿が愛らしいですね!
お迎え初日、犬友さんに抱っこされるはるくん。
@koroharu_shiba
お迎え間もないころに愛らしい姿を見せていた、はるくん。飼い主さんに話をうかがうと、お迎え当時のこんなエピソードを話しています。
飼い主さん:
「はるのお迎えは決まっていましたが、お迎え前のはるはお腹に虫がいて体調が悪く、元気になるまでペットショップで預かってもらっていたんです。
その後、平日の雪が降っている日に『連れて帰っても大丈夫です』と連絡をもらいましたが、自家用車はスタッドレスタイヤを装着していなかったので、犬友さんに車を出してもらってお迎えに行くことに。
仕事中のパパを驚かせようと、お迎えに行ったことは内緒にしていました。帰宅して目を丸くしたパパの姿は、今でも忘れられません」
自宅で初対面したときのはるくん、先住犬・ころくん(撮影時2才)。子犬のころのはるくんは、ころくんのお腹に潜り込んでおっぱいを探していたそう。
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それから11年の歳月が流れました。現在のはるくんは、どのような様子で過ごしているのでしょうか。
11才になったはるくん “末っ子気質”で甘えん坊に!
取材時11才になったはるくんは、「“末っ子気質”で、家族の中心にいたいコ」に育ったそう。飼い主さんたちが食事をしているときは、テーブルの下で休んでいることが多いといいます。
パパさんの前でおなかを出すはるくん。
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また、甘え下手だけど、実は甘えん坊でツンデレの“ツン”が多め。パパさんにだけおなかを出しているそうです。
娘さんに寄り添うはるくん。娘さんは、はるくんが6才のときに生まれたそう。初めは“妹の存在”を受け入れられなかったはるくんですが、「娘が幼稚園の年少さんの夏休みに、グッと距離が縮まりました」と飼い主さん。今では、はるくんの中で娘さんの存在が日に日に大きくなっている様子だそう。
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そんなはるくんの愛らしいところについて、飼い主さんは次のように話しています。
飼い主さん:
「以前、散歩していたときにすれ違いざまに『可愛いね』と言われたことがありました。はるはよほど嬉しかったのか、その人のあとを追ってもっと褒めてもらったこともあります。
自分たちに会いに来てくれるお客さんが大好きで、手足をペロペロなめておもてなしする一方、『触られるのは嫌い』という自分勝手な一面もありますね(笑)」
愛犬たちは「10年以上の年月を一緒に過ごしてきた“相棒”であり、我が子」
(写真左から)はるくん、先住犬・ころくん。以前は体格に差があったそうですが、シニア期を迎えてからは同じくらいの体格に。
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はるくんと先住犬・ころくん(取材時13才/柴犬)は、現在シニア期を過ごしています。2頭とも家の中では寝て過ごす時間が増え、とても穏やかな時間が流れているとのことですが、その一方でパパさんとの散歩後にはテンションが上がる様子を見せているのだそう。
「家でハッスルして遊ぶ様子は、若いころのままでとても可愛いです」と、飼い主さんは2頭について話します。
先住犬・ころくんのことが大好きなはるくん。ころくんは“母性”が強く、「子犬だったはるを受け入れ、一生懸命にお世話や遊び相手をしてくれて、飼い主以上にはるを育ててくれました」と飼い主さん。
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最後に、「10年以上の年月を一緒に過ごしてきた“相棒”であり、我が子」だという2頭へ、飼い主さんはこんな思いを語っていました。
飼い主さん:
「これから迎えるであろう介護の期間も、それまでの恩返しができる大事な時間だと思っています。そのために情報を集めたり、少しずつ心の準備を進めています。
これからも家族みんなで思い出を作り続けていきたいですし、最期まで悔いのないように寄り添ってケアできたらいいなと思っています」
写真提供・取材協力/
@koroharu_shibaさん/Instagram
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。