犬が好き
UP DATE
“ちょいちょい”で「なでて」と伝える元保護犬 不安を抱えながらも見せた安心の表情にほっこり
“ちょいちょい”と甘えるくまちゃん
この写真が撮影されたのは、2024年10月。夏の雷雨がようやく落ち着き始めたころでした。もともと不安障害を抱えており、雷や雨の音が苦手なくまちゃんにとっては、まだ症状が出やすい季節だったといいます。
そんなときに見せた穏やかな表情は、飼い主さんにとって特別な意味を持つものでした。
飼い主さん:
「雨や雷が怖くて不安が強い時期なので、こんなにリラックスできてるのも貴重なんです。すごく嬉しかったですし、甘えてる姿が可愛くてたまらなかったです」
多頭飼育崩壊現場から救われたくまちゃん
共働きで日中の留守番が長くなってしまうこともあり、寂しそうなたぬちゃんに「相棒をつくってあげたい」と思うように。
お迎えしてから心配事も 小さな成長に感動
「不安なときや怖いときのくまのルーティンが定まりつつあって、パニックがおさまれば自分で少し落ち着けるようになってきました。
また、以前はテレビの特定の効果音が怖かったのですが、いつの間にか克服して大丈夫になったんです! それが私としてはすごい成長で、感動してます。
てんかん発作に関しては、なんとか現状維持で頑張ってくれています」
たぬちゃんとくまちゃん、性格は真逆でも強い絆でつながっている
「年々、絆が深まってるように見えます。とくにたぬがくまのことを大好きなようで、わざわざくまの隣にくっついたりすることがよくあります。
ふたりの絆をとくに感じるのが、お留守番のとき。ふたりでお留守番のときはお利口に静かにできるんですが、どっちかがひとりでお留守番になるとピーピー騒いで、すごく不安そうになるんです。
たぬもくまも一緒なら不安が少ないんだなと思うと、『ふたりいないとダメなんだな。ふたりの絆があるんだな』って感じます」
飼い主さん:
「たぬに関しては11才とは思えないほど元気もりもりで、感心しています。
くまはちょこちょこ小さな病気は起こしてしまいますが、お薬の力を借りながらも基本的には元気に過ごしてくれています。不安と闘いながらも頑張って日々過ごしてくれていることに『ありがとう』って思いますし、『よく頑張ってるな』って感心もします。
これからも元気に、20才を目指して一緒に頑張っていきたいです」
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
UP DATE