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年を重ねた愛犬にあふれる感情|吉田山田の期間限定連載「チャーリーとぼく」

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犬と暮らす人・暮らした人なら誰でも感情を揺さぶられると、今話題の曲「赤い首輪」。二人組アーティスト・吉田山田のこの曲は、吉田結威さんの愛犬・チャーリーへの想いが歌われています。「いぬのきもちWEB MAGAZINE」では、期間限定で特別に、吉田さんに寄せていただいたエッセイをお届けしています。

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男子たるや涙を見せない、はずが…

吉田山田

↑愛犬チャーリーと吉田さん

「吉田山田」というお笑い芸人さんのような名前で音楽活動しています、吉田山田のギターとヴォーカルを担当している吉田です。「赤い首輪」という曲を作ったことをきっかけに、今こうして愛犬への親バカっぷりを披露させてもらっています。

 僕は男三兄弟の次男で、完全なる男社会の中で幼少期を過ごしたので「泣くのは格好悪いこと」という鉄壁の価値観が生まれてしまいました。おそらく世の中の平均的な男性よりは涙を流す機会が少ない方かなと思います。

 それでも唯一そんな鉄壁の価値観をいとも容易くかいくぐってくるのが、いわゆる「動物もの」です。とにかく脆い。

いつか来る「別れ」への心の準備

 愛犬のチャーリーと暮らし始めてからもうすぐ15年になります。今から約3年前、ちょうど僕らが初めての47都道府県ツアーを無事に終えようとしている頃、久しぶりに実家に帰るとチャーリーが体調を崩していました。そのとき母に、「いつ何が起こってもいいように心の準備をしておきなさい。」と言われました。大事な時期だったからこそ母はあえてそう言ってくれたのだと思います。

 それから一人暮らしの自宅に帰って、お風呂に浸かりながらボロボロと泣きました。幸い、チャーリーの体調は快復し、今も元気に暮らしていますが、定期的に感情が溢れることが増えました。多分、自分なりの「心の準備」なのかなと思います。そして「赤い首輪」という曲を作って、改めて自分の今の感情と向き合うことができました。

守ってくれてありがとう

吉田山田「赤い首輪」PV
YOUTUBE

↑「赤い首輪」PVより。

 昔は登れていたソファに登れなくなったり、耳が遠くなったりする姿を見ていると、やはり少し悲しい気持ちになったりもします。それでもそこには昔は感じることができなかった深くほんわかとした愛おしさがあります。
 
 ずっと愛を持って守ってきたと思っていましたが、愛を持って守られてたんだなぁという気持ちがどこからともなく湧いてきて、今までとは少し違う「ありがとう」を伝えたくなります。
 そして幼い頃おじいちゃん、おばあちゃんの腕の中で抱いてもらっていた時のような気持ちで、愛犬のお腹に顔を埋めるのです。

@tamasisters

↑保護犬や保護猫のエピソードで人気のインスタグラマー、TAMTAMさん。昨年、吉田山田と、あるアプリの企画でネット対談が実現。その際の様子も、TAMTAMさんのインスタグラムで読むことができます。

文/吉田結威(吉田山田)

吉田山田 プロフィール

吉田結威(Gu/Vo)と、山田義孝からなる二人組アーチスト。2009年10月に「ガムシャランナー」でメジャーデビュー。2013年12月に放送を開始したNHKみんなのうた「日々」が「泣ける歌」として話題になり、5度の再放送を経てロングセールス記録。YouTubeの再生回数は1200万回を超えた。全国の重ねてきたライブ活動によりファンの熱い支持を得ている。2018年10月31日に、6枚目のフルアルバム「欲望」をリリース。来年のデビュー10周年に向けて活動中。3月2日から、自身2度目となる47都道府県を巡る弾き語りツアー「吉田山田47都道府県ツアー〜二人またまた旅2019〜」を開催。

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