犬好きな皆さんとの出会いに感謝！|吉田山田の期間限定連載「チャーリーとぼく」

犬と暮らす人・暮らした人なら誰でも感情を揺さぶられると、今話題の曲「赤い首輪」。二人組アーティスト・吉田山田のこの曲は、吉田結威さんの愛犬・チャーリーへの想いが歌われています。「いぬのきもちWEB　MAGAZINE」では、期間限定で特別に、吉田さんに寄せていただいたエッセイをお届けしています。

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「赤い首輪」という曲をきっかけに

「吉田山田」というお笑い芸人さんのような名前で音楽活動しています、吉田山田のギターとヴォーカルを担当している吉田です。今回でこのコラムはひとまず最終回となります。これまで読んでくださった皆様本当にありがとうございました。

　僕は愛犬家として、チャーリーをたくさんの人に愛でてもらえたことがとても嬉しかったです。本当は一人一人チャーリーを紹介して撫でてもらいながらお礼を言って廻りたいくらいです。

　ミュージシャンが楽曲以外のことで取り上げてもらえることはそんなに多くはありません。「赤い首輪」という曲をきっかけ、こうして愛犬家の皆さんに自分とチャーリーの想い出を語らせてもらったり、チャーリーを大切に想う気持ちを伝えられたことは僕にとってとても価値のある時間でした。

　好きなもののことを誰かに語る時間の大事さを思い出しました。自分の言葉で初めて曲を作った時のこと、そしてライブで初めてその歌を披露した瞬間のあの興奮と緊張。本来の音楽のあるべき姿を久々に思い起こすことが出来ました。

　これまでこの連載ではミュージシャンとして「告知」をすることをなるべく避けてきましたが、今年は47都道府県をまわるツアーがあります。3月2日に始まって、7月の末まで全国を廻ります。
　3年前に47都道府県ツアーを初めて廻った時と同じように、きっと毎日、母にその日のチャーリーの写真と動画を催促することでしょう。気持ちは毎日チャーリーと一緒です。

どうか僕らが大切にしているモノや人、風景、匂い、気持ち、想い出を生で感じに来てください。精一杯を込めて歌います。

ここで出逢った全ての愛犬家の皆様、この出逢いを作っていただいた「いぬのきもち」のスタッフの皆さん、関係者の方々に心から感謝したいと思います。
いつかまたどこかで逢えることを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。

文／吉田結威（吉田山田）

吉田山田　プロフィール

吉田結威（Gu/Vo）と、山田義孝からなる二人組アーチスト。2009年10月に「ガムシャランナー」でメジャーデビュー。2013年12月に放送を開始したNHKみんなのうた「日々」が「泣ける歌」として話題になり、5度の再放送を経てロングセールス記録。YouTubeの再生回数は1200万回を超えた。全国の重ねてきたライブ活動によりファンの熱い支持を得ている。2018年10月31日に、6枚目のフルアルバム「欲望」をリリース。来年のデビュー10周年に向けて活動中。3月2日から、自身２度目となる47都道府県を巡る弾き語りツアー「吉田山田47都道府県ツアー〜二人またまた旅2019〜」を開催。
今回の47都道府県ツアーは10周年イヤーを記念して、これまでリリースしてきた6作それぞれのアルバムをブロックごとに網羅するそう！（もちろんアルバム以外の曲も）　

CATEGORY 犬が好き

2019/03/01 UP DATE