「コウノトリ」だったのかも!?　運命を感じた元保護犬との出会い

ピタッと寄り添う姿がとっても可愛らしいこちらのワンコたち♡　幸せそうな姿で、見ていると癒されますよね。

こちらは、Instagramユーザー＠rikuu0208さんの愛犬・りくちゃん（推定1才／写真左）とらむちゃん（3才／写真右）。じつは、りくちゃんは元保護犬だったそうです。りくちゃんとの出会いを飼い主さんに尋ねてみたところ、運命を感じてしまうような出来事があったのだとか。

そこで今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、りくちゃんとの出会いや今の暮らしについて、飼い主さんにくわしくお話を聞いてみました。

りくちゃんは野犬から生まれたコだった

野犬の母犬から生まれたりくちゃんは、生後1〜2カ月頃に保護されました。その当時、Instagramで保護犬の存在を知った飼い主さんは、「少しでもワンコたちの助けになれば」という思いで、りくちゃんがいる保護犬カフェを訪ねてみることに。

すると、そこで1匹のワンコが飼い主さんの膝の上に乗ってきて、そのまま寝始めたのだそうです。そのコが、りくちゃんでした。飼い主さんはこのとき、「心を許してくれたんだ」と思うことができ、りくちゃんをおうちに迎え入れることに決めたのです。

りくちゃんは、もしかしたら「コウノトリ」だったのかも

2019年2月8日、飼い主さんのおうちにやって来たりくちゃん。この日はりくちゃんがおうちに来た記念日でもあり、ほかにも素敵な出来事があった日でもあるのだとか。

「私たち夫婦は、もともと中型犬〜大型犬を飼うことが夢でした。将来子どもができたときに、先住犬・らむと新入りワンコと遊んだりできるかな…とか、そんな夢を持ってワンコを迎え入れることを考えていました。

当時、私たち夫婦はなかなか子どもを授かることができなかったのですが、りくが我が家に来た日に、なんと妊娠がわかったんです。りくはもしかしたら、コウノトリなのかも…なんて思ったりもしました」

素敵な出来事が重なるなんて、運命を感じてしまいますよね。飼い主さんご夫婦にとって、この日は本当に特別な日となったようです。

怖がりだったけれど、トレーナーさんとの出会いで変化が

お調子者でかまってちゃんな性格だというりくちゃん。飼い主さんが座っていると、足の上に顔を押しつけて来たりして「ナデて」とアピールしてくるのだとか♪

そんなりくちゃんは怖がりな一面もあるようで、お散歩に行こうとするとパニックで暴れてしまうこともあったそう。玄関に行くのが限界で、生後10カ月になるまで外に連れ出してあげることができなかったといいます。

しつけなどの面で苦労することもあったようですが、現在のトレーナーさんと出会うことができて、りくちゃんに少しずつ変化が見られていったようです。

「怖がりなりくですが、今では外に出て楽しく遊べるまでに成長しました！　トレーニングって、人が犬と生活しやすくするためのものだけでなく、犬が私たちと幸せに生きていくためにも必要なものなのだと学ばせてもらいました」と話す飼い主さん。

今はほかの犬や人とたくさん出会い、トレーナーさんの力を借りながら、りくちゃんは社会性を身につけていっているそう。そんなりくちゃんの姿を見て、飼い主さんは日々りくちゃんの成長を実感しているようです。

先住犬・らむちゃんとも仲良し♪

先住犬・らむちゃんの背中にお手てを置くりくちゃん。飼い主さんのインスタでは、ふたりの仲良しショットをたくさん見ることができます♪

でも、りくちゃんがおうちに来た当初はケンカが多くて、りくちゃんはらむちゃんによく怒られていたのだとか。最近はお互いに程よい距離感を保ちながら過ごせているようで、ケンカもほとんどなくなったそうです。

こんなふうに、2匹はピタッとくっついて寝ていることも多いのだとか♪　りくちゃんとらむちゃんは、お互いになくてはならない存在になっているのかもしれませんね。

家族が増えて、さらに賑やかに♪

昨年飼い主さんは赤ちゃんを出産し、飼い主さんのおうちは家族が増えてさらに賑やかになりました。赤ちゃんをあたたかく見守る2匹の姿が、とっても素敵で見ていると癒されますよね。

「この光景を見たとき、じーっと見ていて優しいなぁって思ったんですが、このあとすぐにペロペロ攻撃でした。これから先、兄妹のように外で遊んだり家で生活したり、『犬との生活って楽しいんだよ』ってことを娘に感じてほしいです！」と、飼い主さん。