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「愛犬を飼う」ことについての飼い主の本音 迎え入れる前後で気持ちが変化した理由は?
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは昨年、2,711名の飼い主さんを対象に「犬の日企画 犬の好きなところアンケート」を実施(2020年7月29日〜8月11日の期間)。飼い主さんたちから本音がたくさん寄せられました。
愛犬は飼いやすい?大変? 飼い主の本音は…
意見が割れる結果となりましたが、なぜそのように感じているのか。飼い主さんたちから寄せられたリアルな声を見ていきましょう。
「思っていたより飼いやすい」と思ったワケは?
愛犬の賢さを感じた
・「むやみに吠えないのと、トイレの失敗が少ないこと」(トイ・プードル/9カ月~3才の飼い主)
・「人の生活に合わせて行動してくれる。夜寝る時は電気を消すと自分のベッドに行くので賢い!」(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク/9カ月~3才の飼い主)
・「ごはん、散歩、帰ろう、あかん等々、幾つかの単語で、意思の確認や行動の指示ができる」(チワワ/7~10才の飼い主)
・「人の気持ちや行動を察知して、自分がどうすべきかわかっている」(Mix/4~6才の飼い主)
大変な時期もあったけれど…
・「トイレの覚えが悪かったけど、覚えたら楽になりました」(Mix/4~6才の飼い主)
・「トイレを覚えるまでは、毎日洗濯掃除に追われて大変だったが、トイレをしっかりと覚えてからは、家中どこにいても安心だし、ケージから出して一緒に過ごせる時間が増えて、愛情も増した」(パピヨン/9カ月~3才の飼い主)
・「本当に大変なのは一緒に暮らし始めてしつけが行き届くようになる1年位で、意思疎通が出来る様になってくると大変だと思うようなことは特になかった」(ヨークシャー・テリア/11才~の飼い主)
・「小さい時はイタズラもしましたが、わりと聞き分けもよく、注意すれば繰り返すことはあまりなかったです。畳は3箇所掘られましたがトイレも早く覚えました。ただし、自分のトイレ以外でしないので、散歩中トイレに行きたくなったら小走りで帰って来ます。早くにうちに迎えたので、一人遊びが上手です」(Mix/11才~の飼い主)
もっと大変だと思っていたけれど…
・「室内飼いは初めてだったので、もっと家の中が犬の臭い等で散らかるのかと思ってたので」(柴/7~10才の飼い主)
・「そこまで手がかからずおとなしい。保護犬だからもっと大変だと覚悟していたのに全然手がかからない」(パグ/4~6才の飼い主)
・「散歩は大変かなぁと思ったけど夫婦2人だったので交代でしたりして散歩も苦痛にならなかった」(その他/11才~の飼い主)
・「いちばん気になっていたのがトイレトレーニングでしたが、意外と短期間でクリアしてくれた」(ミニチュア・シュナウザー/4~6才の飼い主)
大変なことよりも、幸せを感じることのほうが多い
・「飼いやすいというよりは、毎日が充実していて、大変だと感じないです♪」(柴/9カ月~3才の飼い主)
・「見ているだけで幸せ。家族がみんな笑顔になった。オキシトシン出まくりです。いいことばかりで、飼いにくいと思ったことがない」(トイ・プードル/9カ月~3才の飼い主)
・「室内犬を初めて飼ってしつけは大変だったけど、癒しになってる。主人が亡くなったあとの心の支えになってくれている」(チワワ/11才~の飼い主)
・「散歩などが面倒だと感じることもあるが、楽しそうな顔を見てるとそんな気持ちは吹き飛ぶ。何より犬との生活は自分自身の癒しになっている」(柴/9カ月~3才の飼い主)
・「一緒に暮らすと大変なことも受け入れてしまう」(アメリカン・コッカー・スパニエル/11才~の飼い主)
・「子供を育てるのは大変と思っても、いつの間にか幸せな思い出に変わってしまうもの。それと同じです」(ダックスフンド<カニーンヘン、ミニチュア、スタンダード含む>/11才~の飼い主)
動物を飼うことは大変なこともありますが、それ以上にたくさんの幸せや喜びを愛犬からもらっていると感じているという声が寄せられました。
「思っていたより飼うのが大変」と思ったワケは?
しつけに苦戦!
・「なんでも口に入れてしまうんです。猫の紙砂も食べてしまうので 犬が遊べる部屋が限られています」(ヨークシャー・テリア/9カ月~3才の飼い主)
・「しつけ。どうしても、かわいい故に構い過ぎてしまい、吠え癖や噛み癖を修正するのが大変だった!」(Mix/〜4カ月の飼い主)
・「甘やかせば甘やかすほどにわがままになり、自己主張をし始め、おやつ等の制御が利かない時がある」(ダックスフンド<カニーンヘン、ミニチュア、スタンダード含む>/4~6才の飼い主)
・「ワクチン後に散歩して色々経験させたつもりでも、足りなかったのか半年すぎた頃から全ての人、物に対してギャン吠えしだして未だ直らないです」(チワワ/9カ月~3才の飼い主)
・「なんでも噛むのでとにかくリビングから物が無くなりました。でもリボンの切れ端を飲み込んでしまって、病院へ駆け込んだことも!」(ダックスフンド<カニーンヘン、ミニチュア、スタンダード含む>/5~8カ月の飼い主)
・「仕事柄、不規則な生活のため思ったようにしつけが出来ず、食事の時間も散歩の時間も毎日ズレてしまい可哀想な思いをさせてしまっている」(パグ/9カ月~3才の飼い主)
思っていたよりもお金がかかる
・「歳をとって病気になり、そのケアに時間やお金がかかる」(ダックスフンド<カニーンヘン、ミニチュア、スタンダード含む>/11才~の飼い主)
・「病院に行くと治療費が高額になりがち」(Mix/11才~の飼い主)
・「維持費が多頭飼いだとかさむ」(Mix/7~10才の飼い主)
・「血液検査などで病院に行く回数が多い。お金がかかる」(柴/7~10才の飼い主)
病気などの心配が…
・「よく皮膚が荒れて病院のお世話になったり、毛が抜けるのでお掃除が大変です」(パグ/7~10才の飼い主)
・「体調が悪い時など言葉が話せず、表情や行動で判断しなくてはいけないから」(チワワ/7~10才の飼い主)
・「持病があり時々発作を起こし毎日2回薬をのませている」(Mix/11才~の飼い主)
・「持病があり発作を起こさないか毎日心配の連続」(チワワ/4~6才の飼い主)
・「病気ではないけど、おなかがデリケートで、下痢しやすい。食べ物にアレルギーもあるから、フード、おやつにはかなり気を使う。性格もデリケートなので、寂しがらないように、長時間のお留守番は避けて、わんこ保育園に通わせている」(その他/4~6才の飼い主)
みんな性格が違うから…
・「2頭目を迎え、1頭目としつけ方法が異なることや、1頭目がいることで出来ない方法があることが大変だなと感じてます」(Mix/9カ月~3才の飼い主)
・「前に飼っていた犬は穏やかだったが、新しい子犬は元気に走り回りすぎて家の中を破壊しそうです(笑)」(ラブラドール・レトリーバー/〜4カ月の飼い主)
・「同じ犬種でも性格は違うし、頭が良いのでごまかしがきかない。自分の都合が良いことは勝手にルーティンにしてしまう」(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク/4~6才の飼い主)
・「初代愛犬がミニチュアダックスの女の子。穏やかで吠えた声を聞いた事がないくらいで自分を人だと思ってる大人しいコ。2代目は小型犬ではあるけれど8キロのわんぱくパグ!性格は初代とはまるっきり違うコで、自分の認識は確実に犬だと思っている、とてもわんぱく女子。何にでも好奇心旺盛なコ。だからこそ色々覚える事も早い!犬種の違いもあるけれど、抱き方や食べ方まで違うので私自身、命を預かる重さを再確認してる今です」(パグ/9カ月~3才の飼い主)
犬中心の生活になった
・「留守番をさせたことがないので家族で出かけられなくなった」(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク/9カ月~3才の飼い主)
・「犬を中心とした生活になっていたため飼い主それぞれの時間がある程度制限されていた時」(シー・ズー/11才~の飼い主)
楽しいことばかりではなく、生活の変化にについてのお悩みを抱えているという声も挙げられました。
・アンケート名称:【いぬのきもちWeb】犬の日企画 犬の好きなところアンケート調査
・アンケート実施期間:2020年7月29日~8月11日
・回答方法:WEB、いぬ・ねこのきもちアプリ
・総回答数:2,711名
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※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/宇都宮うたこ
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