Q&A病気・健康
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昨日、便が軟らかく、血便をしていました。様子をみていて大丈夫ですか。
昨日、便が軟らかく、血便をしていました。様子をみていて大丈夫ですか。
原因や出血の場所によって、血が周りについている血便、内にも赤い血が混ざっている血便、黒い血便があります。
便の周りに赤い血がついているような血便の場合は、大腸の後半部分から肛門までの間で出血している可能性があります。
細菌、ウイルス、寄生虫の感染による炎症や大腸の腫瘍、肛門嚢の炎症や肛門腺腫瘍など肛門の病気が考えられます。
便の内部にも血が混ざっている場合は、大腸の前半部分と小腸から出血している可能性があります。その原因としては、異物によって腸管粘膜が傷ついたり、大腸からの出血と同じように感染症による腸炎などが考えられます。
黒い血便は、小腸より前(口腔や食道、胃)などが出血している可能性があります。消化器系だけではなく、気管や肺に病気を患っており、血痰が便に混ざって起きる血便も黒くなります。また、便の色は食品の着色料の影響を受けて、血便のように見えることがあります。
いずれにしても、症状が長引いたり、繰り返し出るようでしたら早めに動物病院で診察を受けてくださいね。
便の周りに赤い血がついているような血便の場合は、大腸の後半部分から肛門までの間で出血している可能性があります。
細菌、ウイルス、寄生虫の感染による炎症や大腸の腫瘍、肛門嚢の炎症や肛門腺腫瘍など肛門の病気が考えられます。
便の内部にも血が混ざっている場合は、大腸の前半部分と小腸から出血している可能性があります。その原因としては、異物によって腸管粘膜が傷ついたり、大腸からの出血と同じように感染症による腸炎などが考えられます。
黒い血便は、小腸より前(口腔や食道、胃)などが出血している可能性があります。消化器系だけではなく、気管や肺に病気を患っており、血痰が便に混ざって起きる血便も黒くなります。また、便の色は食品の着色料の影響を受けて、血便のように見えることがあります。
いずれにしても、症状が長引いたり、繰り返し出るようでしたら早めに動物病院で診察を受けてくださいね。
ヨークシャー・テリア|♀|8歳11カ月
監修/いぬのきもち相談室 担当獣医師
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