飼い主さんの服を引っ張るアルくん。
@kotanuki1210
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@kotanuki1210さんが
「グイグイ来るのがかわゆすぎて一目惚れでした♡」と投稿していた、こちらの写真。初めてアルくん(取材時2才/柴犬)と対面したときの様子がおさめられています。
当時はまだ生後2カ月半の小さな子犬だった、アルくん。ほかのコたちは飼い主さんのことを遠巻きにして見ていたそうですが、アルくんだけが服や靴紐をグイグイと引っ張ってきて「遊ぼう!」と寄ってきたのだとか。
昔から柴犬の「食パンカラー(赤柴)」が好きだったという飼い主さんは、当初は赤柴のメスをお迎えしようと考えていたそうですが、
初対面のアルくんの人なつっこさに思わず心が動いてしまったといいます。
おうちにやってきて2日目のアルくん。
@kotanuki1210
出会った当時の心境について、飼い主さんはこう振り返ります。
飼い主さん:
「最初から人なつっこいコだったので、『誰か知らんが遊ぼうぜ!』と誘ってくれていたと思うんですが、もう私たちとしては『可愛い』という言葉しか出てこなかったですね」
出会ってすぐに、飼い主さんの心を鷲掴みにしてしまったアルくん。飼い主さんとアルくんの成長の日々について、お話を聞きました。
子犬時代のアルくんは、犬も人も大好きな“陽キャ”
お迎えした子犬のアルくんは、とにかく人も犬も大好きで、明るく朗らかなタイプだったそう。飼い主さんは、「人で言うとかなりの“陽キャ”で“パリピ”だと思います」と表現します。
散歩中はとくにその陽キャぶりを発揮するそうで、少しでも手を振ってくれたりかまってくれそうな人の気配を感じると、その人のもとに走っていこうとしたのだとか。
アルくんには自分よりも体の大きい大型犬の友達も多く、いつも遊んでくれる近所の犬やその飼い主さんたちにも優しく接してもらい、のびのびと過ごしていたそう。
「そうした環境にいることも、アルの自己肯定感の高さに繋がっているのかもしれない」と、飼い主さんは感じていたようです。
現在、アルくんは2才に! あれからどのようなコに成長した?
それから月日は流れ、アルくんは2才のおとなの柴犬になりました。飼い主さんは現在のアルくんについて、「社交的な性格はそのまま、“陽キャでパリピ”な犬に育ってくれました」とコメント。アルくんは子犬時代から変わらず、愛らしい姿を見せているようです。
ドッグランを楽しむアルくん。
@kotanuki1210
また、人も犬も大好きなところも変わっていないそうですが、ほかの犬との関わり合いを見ていて「おとなになったな」と実感することもあるのだとか。
飼い主さん:
「犬のお友達が増えたこともそうですが、以前は無差別に絡みに行ってたのが今は仲良しのコを選んで遊んだり、体の小さいコにはグイグイ行かなくなったんです。“犬付き合い”も上手になってきており、成長を感じています」
いつでもニコニコご機嫌なアルくん 飼い主さんにとって「かけがえのない存在」に
「今日もごきげんニコニコのいぬ まいにち可愛くてびっくりします」
@kotanuki1210
飼い主さん家族のもとでいろいろな経験をしながら、アルくんはスクスクと成長していきました。今年の春に初めて泊まりの旅行に行った際にも、アルくんの大きな成長を感じられたといい、こんなエピソードが。
飼い主さん:
「家以外に泊まるのも長距離移動も初めてだし、あらゆる事態を想定して臨んだのですが、アルはゴハンもいっぱい食べて夜も一緒にスヤスヤ寝てくれて。
旅行中もずっとニコニコで『楽しい』を共有してくれて、こうやって一緒にどこにでも行けるようになったんだなぁと感慨深かったです。新しいことに対しどんどん進んでいく様子は、見習いたいなと思いました」
「おさんぽ楽しいねえのニコニコドッグです まいにちごきげんでえらいねえ」
@kotanuki1210
いつでもご機嫌でニコニコ笑顔を見せてくれるという、アルくん。「かけがえのない存在」だというアルくんへ、飼い主さんはこんな思いを語っていました。
飼い主さん:
「もう、アルのいない生活は考えられません。とにかく健やかに元気で過ごしていってほしいです。そのためにも、飼い主も健康を維持しなければと思っています」
写真提供・取材協力/
kotanuki1210さん/X(旧Twitter)
取材・文・構成/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。