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「息子さんのぬいぐるみを枕にして眠る」元保護犬 行動の心理を獣医師が解説!

飼い主さんがソファの方向を振り返ったときに見えた光景。
ソファの上でおなかを出して安心したように眠るヒノくん
ソファの上でおなかを出して安心したように眠るヒノくん
@PfrGaRFIQW67418
写真の犬は、X(旧Twitter)ユーザー@PfrGaRFIQW67418さんの愛犬・ヒノくん(取材当時1才)です。ふだんからソファに寝転がることはあるそうですが、この日は飼い主さんが見るとすでにこの体勢になっていたのだとか。

飼い主さん:
「最初に思ったことは『偉そうだな(笑)』でした。おなかを見せるということは、かなりリラックスしているのでしょう。そう感じて、思わず写真を撮りました」

息子さんのお気に入りのぬいぐるみを枕にして眠るヒノくんの姿は、ほっこりとした笑いを振りまきました。

保護犬だったヒノくんとの出会い

別の日の様子。玄関を見つめ家族の帰りを待つヒノくん
別の日の様子。玄関を見つめ家族の帰りを待つヒノくん
@PfrGaRFIQW67418
ヒノくんは元保護犬。飼い主さんとは保護団体を通じて出会いました。当時、飼い主さんはお迎えできる住環境が整ったため、家族と動物を迎える話をしていたといいます。

飼い主さん:
「犬を迎えようという話になり、息子に命の大切さをわかってもらいたく、保護犬を迎えることに決めました。インスタで保護団体の投稿を見て、ヒノを見つけました。そして2回ほど面会に行き、3回目で引き取りましたが、当時は生後5カ月でした」
部屋のドアから半身をのぞかせ、飼い主さんを見上げるヒノくん
部屋のドアから半身をのぞかせ、飼い主さんを見上げるヒノくん
@PfrGaRFIQW67418
飼い主さんがお迎えに行くと、ヒノくんは全身で喜びを表現したといいます。

飼い主さん:
引き取りに行くと、『また来たの~』と飛びかかって喜びを表現してくれました。ですが、家に帰る道中は不安そうで、帰宅してもゴハンを食べないので1粒ずつ口に運ぶことに。心配になってボランティアさんに聞くと、『甘えていますね!』と返信が来たので家族で笑ったのを覚えています」

【獣医師解説】ぬいぐるみを敷いてヘソ天で眠る犬の心理

別の日の様子。ソファに寝転がるヒノくんの顔
別の日の様子。ソファに寝転がるヒノくんの顔
@PfrGaRFIQW67418
飼い主さんの息子さんお気に入りのぬいぐるみを枕にして、ソファでおなかを出して寝ていたヒノくん。この行動から考えられるヒノくんの心理を、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に聞きました。
原先生:
「ヒノくんのように、おなかを出してぬいぐるみを枕にして寝る行動は、非常にリラックスしている状態だと考えられます。
また息子さんのお気に入りのぬいぐるみを枕にしているのも、そのぬいぐるみに家族のニオイがついているため、より安心感を得られている可能性があります
これによってヒノくんは心地よさや安全を感じ、深い眠りにつけているのかもしれないですね」
これからも、その幸せそうな姿をたくさん見せてほしいですね!
写真提供・取材協力/@PfrGaRFIQW67418さん/X(旧Twitter)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/江村若奈
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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