犬と暮らす
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「息子さんのぬいぐるみを枕にして眠る」元保護犬 行動の心理を獣医師が解説!

飼い主さん:
「最初に思ったことは『偉そうだな(笑)』でした。おなかを見せるということは、かなりリラックスしているのでしょう。そう感じて、思わず写真を撮りました」
息子さんのお気に入りのぬいぐるみを枕にして眠るヒノくんの姿は、ほっこりとした笑いを振りまきました。
保護犬だったヒノくんとの出会い

飼い主さん:
「犬を迎えようという話になり、息子に命の大切さをわかってもらいたく、保護犬を迎えることに決めました。インスタで保護団体の投稿を見て、ヒノを見つけました。そして2回ほど面会に行き、3回目で引き取りましたが、当時は生後5カ月でした」

飼い主さん:
「引き取りに行くと、『また来たの~』と飛びかかって喜びを表現してくれました。ですが、家に帰る道中は不安そうで、帰宅してもゴハンを食べないので1粒ずつ口に運ぶことに。心配になってボランティアさんに聞くと、『甘えていますね!』と返信が来たので家族で笑ったのを覚えています」
【獣医師解説】ぬいぐるみを敷いてヘソ天で眠る犬の心理

原先生:
「ヒノくんのように、おなかを出してぬいぐるみを枕にして寝る行動は、非常にリラックスしている状態だと考えられます。
また息子さんのお気に入りのぬいぐるみを枕にしているのも、そのぬいぐるみに家族のニオイがついているため、より安心感を得られている可能性があります。
これによってヒノくんは心地よさや安全を感じ、深い眠りにつけているのかもしれないですね」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/江村若奈
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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