犬と暮らす
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犬が寂しさを感じているときのサイン 留守番などでみられる“寂しい”サインは?
「犬が寂しさを感じているときのサイン」について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に話を聞きました。
犬が寂しいときにみせるサイン
山口先生:
「犬は寂しさを感じると、元気がなくなる、落ち着きがない、くーんと鳴く、飼い主さんについて回るなどの行動がみられます」
注意が必要な犬の寂しいサインは?
山口先生:
「犬の寂しさや不安のサインが強くなっていく様子がある、 落ち着きのない様子が長時間続く、下痢や嘔吐などの消化器症状がみられるなどが挙げられます」
寂しさが犬の健康に影響を与えることがある
山口先生:
「たとえば、犬に下痢や嘔吐、食欲不振などがみられます。ほかにも、不安から破壊行動や誤食をしてしまうこともあります」
愛犬からの寂しいサインへの対応
山口先生:
「寂しさからみられるしぐさや行動が一時的なものなら構ってあげて気持ちを解消してあげるとよいでしょう。様子が継続してみられる場合は、日常生活や生活環境を見直してみてください。
遊びや運動の時間は足りているか、愛犬が一人遊びできる環境は整っているか、安心できる場所が複数あるかが主なポイントです」
――なかには、留守番中などの寂しさから体調を崩したり問題行動がみられるコもいるようです。こういった場合はどう対応すればよいですか?
山口先生:
「前述した日常生活や生活環境の見直しを行っても改善しない場合は獣医師に相談してください。放置をすると悪化する可能性も高く、犬も苦しい思いをします。また、誤食事故などのリスクもあります。早めに相談してください」
愛犬が伝えようとしている寂しいサインに気が付くためにも、普段から愛犬のしぐさや行動をよくみてあげたいですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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