犬と暮らす
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散歩中に誰にも会えず、家の前で5分以上“拒否柴”する犬 行動から読み取れる心理は|獣医師解説
「モモは毎回散歩のときに、なでてくれる人がいないか周りをキョロキョロしながら歩きます。この日の散歩中もそうでしたが、誰にも会うことができなくて……。家の前で5分以上拒否柴をしていました。
毎日人に会うことがモモが散歩をする際の楽しみのひとつになっているので、誰にも会えないときは家の前で拒否柴をして粘っていることが多いです」
「飼い主もずっと動かない状態でしばらくそのままじっとしていると、モモは諦めて家に帰ってくれます。このときもそうでした」
【獣医師解説】家の前で5分以上“拒否柴”する犬の心理とは?
いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
「モモちゃんは、散歩が不完全燃焼だったのでしょう。それくらい、モモちゃんにとって散歩は楽しいものなのですね。また、柴犬は頑固な側面があり、それも影響しているのでしょう。
モモちゃんは人と会うのが散歩の大きな楽しみのひとつのようですが、お互いの好意に満ちたコミュニケーションにより得た幸福感は、ストレス解消やリラックスにつながります。
それによってますます人を好きになるので、良い循環となるでしょう」
モモちゃんは犬よりも人が大好きなタイプ!
「拒否柴の仕方も、フセの状態になったりオスワリをしたりいろいろな拒否の仕方があって楽しめます。誰にも会わないときはいつも拒否柴になるので、『今日はどれぐらい拒否柴するか』と、飼い主的にも毎日の散歩の楽しみのひとつになっています」
写真提供・取材協力/@momo_shiba_dbさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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