犬と猫は仲良くできる？犬は猫をどう思っているの？犬と猫が良い関係を保つためにできること

SNSなどでは、犬と猫が同じ空間で一緒に暮らしていて、遊んだりピッタリとくっついて眠っていたり仲良く過ごしている様子をみることがあります。

では、種の異なる犬と猫はなぜ仲良くできるのでしょうか？また、お互いにどうやってコミュニケーションをとっているのでしょうか？

「犬と猫が仲良くできる理由とよい関係を保つために飼い主ができること」について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に話を聞きました。

犬と猫が仲良くできる理由

犬と猫は仲良くできる？犬は猫をどう思っているの？犬と猫が良い関係を保つためにできることいぬのきもち — いぬのきもち投稿写真ギャラリー

――犬と猫が仲良く暮らしている場合、種が違っていても仲良くできるのはなぜですか？

山口先生：
「お互いに警戒心が低く穏やかな性格である、相性がよい、生活環境にストレスが少ない、幼いころから生活を共にしているなどの理由が考えられます」

犬と猫はしぐさや鳴き声を使ってコミュニケーションをとっている

――犬と猫は習性も違うかと思いますが、どうやってコミュニケーションをとっているのでしょうか？

山口先生：
「犬と猫のコミュニケーションは、ボディランゲージや鳴き声などが考えられます」

犬は猫をどう思っている？

――犬が猫と一緒に暮らしている場合、犬は猫のことをどのように思っているのでしょうか？

山口先生：
「犬は高いところに登るなど、猫の得意なことはできませんので、自分とは行動パターンの異なる存在とは認識しているのではないでしょうか」

犬と猫の仲が悪いときのサイン

――犬と猫、そのコたちの関係性にもよると思いますが、お互いの仲が悪いとどのような様子がみられますか？

山口先生：
「たとえば、近づこうとしない、威嚇しあうなどの様子がみられます」

犬と猫が良い関係を保つためにできること

猫ちゃんに顔をピタッとくっつけるフレンチ・ブルドッグ — いぬのきもち投稿写真ギャラリー

――犬と猫が一緒に暮らす場合、良い関係を保つためにできることや気を付けることはありますか？

山口先生：
「犬と猫が暮らすための十分なスペースがあること、個別でくつろげる場所があること、食餌やトイレはお互いを干渉しない場所に設置すること、どちらかが嫌がっている場合は生活環境を分けることなどが挙げられます」

犬と猫が仲良く、お互いにリラックスして過ごすことができるように飼い主さんが配慮をしてあげることも大切ですね。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・山口みき先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください