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犬が怒らずに「体をどこでも触らせてくれる」メリットを獣医師に聞いた

愛犬は日頃のお手入れやケアをするときに、体を触らせてくれますか?

犬が怒らずに体のどの場所でも触らせてくれることは、健康管理のためにも大切なことだといわれています。

「犬が怒らずに体をどこでも触らせてくれるメリット」について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に話を聞きました。

犬の体に触れることは多くのメリットがある

犬が怒らずに「体をどこでも触らせてくれる」メリットを獣医師に聞いた いぬのきもち
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「犬の体に触れることができる」というのは、犬の健康管理のためにとても大切なことです。犬の体にどこでも触れられるようになると以下のようなメリットがあります。

犬のケアがしやすくなったり、体の異常に気がつきやすくなる

たとえば、犬の体にどこでも触ることができることで、ブラッシング、爪切り、耳掃除、目やにとり、歯磨き、シャンプー、足拭きなどの体のケアがしやすくなったり、日常的に犬に触れることで体の異常に気がつきやすくなります。

犬のストレスが少なくなる

犬が体に触れられることに慣れていると「人に体を触られる」ことに対してのストレスが少なくなり、結果的にトリミングや動物病院を受診する際のストレスが軽減されることが考えられます。

犬の体で触れるようになっておくとよい部位とは?

犬が怒らずに「体をどこでも触らせてくれる」メリットを獣医師に聞いた いぬのきもち
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犬の体に触れるようになっておくとよい部位としては、
  • 背中や頭などのよく撫でるところ

  • 手先と足先

  • 耳や眼、口周り

  • お腹

これらの場所を嫌がらずに触らせてくれると、愛犬の日々のお手入れをするときやトリミングサロンに行ったり、動物病院で診察を受けるときに役立ちます。

犬が体を触らせてくれない場合の練習方法と注意点

犬が怒らずに「体をどこでも触らせてくれる」メリットを獣医師に聞いた いぬのきもち
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犬が体に触られることに慣れていない場合、嫌がったり怒ったりと体に触らせてくれないコもいます。

こういった場合は、最初は触られることに慣れている部分に触れながら、嫌がる部分に少しだけ触れてみましょう。それでも嫌がるときはおやつなどを与えながら体に少しずつ触れたり、遊びに夢中になっているときにそっと触れてみてください。このとき、嫌がらずに体に触らせてくれたら、優しくほめてあげましょう。

犬の性格にもよりますが、嫌がることや苦手なことに慣れていくのは時間がかかるため、飼い主さんもリラックスしてゆっくり焦らずに取り組みましょう。このとき、無理に体に触ると愛犬の苦手意識がより高まるので注意してください。

犬の体に触れることができると検査や治療をしっかり受けることができたり、体を清潔に保つことができます。参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・山口みき先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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