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犬が外出を察して通せんぼするのはなぜ? 考えられる気持ちと行動の理由とは

飼い主さんが出かける準備を始めた途端、愛犬が玄関や廊下で前に立ち、通せんぼするようなことはありませんか?
上着やバッグを見ただけで自然に先回りされると、外出を察しているのかな、行かないでと思っているのかなと胸が痛む飼い主さんもいるでしょう。

今回は、犬が外出を察して通せんぼする理由や対応などについて、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。

犬は外出前の小さな変化をよく見ている

マルチーズ 出かける
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
上着を着る、バッグを持つ、鍵を手に取る、メイクをするなど、飼い主さんにとっては何気ない動きでも、犬にとっては外出の合図になっていることがあるでしょう。
そのため、急に通せんぼされたように見えても、犬は日々の経験から「飼い主さんがでかけようとしている」と予測していると考えられます。

察しているように感じる行動の背景には、飼い主さんをよく観察している犬ならではの学習があるのかもしれません。

行かないでという不安や期待が混ざることも

トイ・プードル 出かける
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
外出前に進行を遮ろうとする行動には、飼い主さんと離れたくない不安や、かまってほしい気持ちが関係しているといえます。
留守番が苦手な犬は、出かける準備を見た時点でソワソワしたり、玄関へ先回りしたりすることがあるでしょう。

一方で、外出の準備を散歩やお出かけと結びつけて、連れて行ってもらえるのではと期待している場合もあります。

しっぽを振るなどうれしそうな様子があるか、もしくは緊張している様子があるのかを見ることで、感情を理解することができるでしょう。

いつも通りなら大丈夫?心配すべき行動

チワワ あご乗せ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんの前に立っても、声をかけると移動できる、外出後は落ち着いて過ごせる、帰宅後も普段どおりであれば、過度に心配しなくてもよいでしょう。
ただし、外出前から激しく吠える、震える、飼い主さんにしがみつく、ドアの前から動かない、留守番中に粗相や破壊行動がある場合は、強い不安を抱いていることが伺えます。

また、通せんぼをやめさせようとして叱ったり、無理に押しのけたりすると、犬の不安や興奮、ストレスを高めてしまうことがあります。

かわいい行動に見えても、毎回大げさに反応すると、外出前の緊張が習慣化する場合もあるため注意しましょう。

飼い主さんができる外出前の工夫

トイ・プードル 可愛すぎ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
外出前は、愛犬に対して大げさに声をかけすぎず、落ち着いた態度で準備を進めることが大切です。

留守番が苦手な犬には、短い時間の外出をこまめに経験させ、飼い主さんは戻ってくると少しずつ教えるとよいでしょう。
安全なおもちゃやおやつに気をとられている間に、さりげなく出かける方法が合う犬もいます。

また、普段からケージやクレート、犬用ベッドなど、ひとりでも安心して休める場所を用意しておくと、留守番時の不安をやわらげやすくなります。
活動的な犬に対しては、留守番前に十分に遊んで疲れてもらい、留守番を休息の時間に充てるという方法も効果があります。

外出を察して前に立つ姿は、飼い主さんへの関心や一緒にいたい気持ちのあらわれの場合があります。
その気持ちを受け止めながら、愛犬が落ち着いて待てる環境と習慣を整えていくことで、外出前の時間も少しずつ穏やかになるでしょう。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室 
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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