犬が好き
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散歩のときに他の飼い主さんがつれた犬に会ったら、犬同士で挨拶させたい?させたくない? 多数派だったのは…
散歩のときに他の飼い主さんがつれた犬に遭遇。「挨拶させたい」と思う飼い主さんは、約6割!
「犬同士挨拶させたい」思う飼い主さんの声
愛犬が他の犬に挨拶したそうにしているから
- 「愛犬が行きたがってるから」
- 「犬が他の犬に興味をもってるみたいなので」
- 「愛犬が、犬同士で交流するのが好きだから」
- 「うちのコは犬も人も大好きで、見かけると近寄って行くので。顔見知りだと必ず犬にも人にも挨拶します」
犬の社会化のために
- 「犬同士の触れ合いは成長していく過程で大切なことのひとつだと思う」
- 「犬にも、刺激があった方が良いと思うから」
- 「社会化の勉強のため」
- 「社会性を身につけることができるから」
- 「愛犬の世界が広がるから」
他の犬との関わりを慣れさせ、犬友達を作ってあげたい
- 「他の犬を見ると怖がったり唸るので、なるべくは慣れてほしい」
- 「うちのコが怖がりなので克服させたいから」
- 「犬友達を増やしたい」
- 「ワンコ同士の友達が出来るといいなーと思っている」
- 「小さい頃、他の犬との接触をしなかった事で成犬になっても他の犬に吠えてしまうコを知っているので、相手の犬の性格や状態、飼い主さんにもよりますが、他の犬の存在にも慣れてほしいと思います」
- 「なかなか他のワンちゃんと触れあう機会がないので、慣らすためにも」
飼い主同士でもコミュニケーションをとりたい
- 「人も犬もコミュニケーションがとれるから」
- 「飼い主同士で情報交換が出来たり、犬も楽しそうにするので」
- 「これから、何回も出会うと思うので挨拶させたいです。私は初心者なのでわからない事も聞きたいので」
相手の様子を見たり、反応を伺ってから挨拶させるという飼い主さんも
- 「相手もこちら側も気になってる時だけ挨拶させます」
- 「うちのコは犬が大好きなので、挨拶できそうだったら飼い主さんに確認して近寄ります」
- 「他の犬とのコミュニケーションをとらせたいからですが、無理やりでなくお互いの犬が興味を持ったときにさせてます」
- 「知り合いの犬なら挨拶させたいが、見知らぬ人の犬の場合は相手の犬の反応を見てから挨拶させるかどうか決めます。うちの犬はグイグイ来るような犬が苦手なので」
「犬同士挨拶させたくない」と思う飼い主さんの声
愛犬が怖がりな性格だったり、相手の犬に吠えてしまうから
- 「うちの犬はビビリですぐ吠えてしまうので」
- 「上手く挨拶ができない」
- 「苦手な事は無理はさせない」
- 「臆病で吠えたり噛みついたりするので、なるべく近づけないようにしています」
- 「本当は交流をさせてあげたいものの、うちのコは他のわんちゃんを見ると吠え始めて止まらなくなるからです」
- 「犬同士の付き合いが苦手になってしまったため、他のワンちゃんに迷惑かけたくないから」
犬同士の相性の不安や、トラブルが起こらないか心配
- 「犬同士でトラブルがあった時があり、また起きて怪我をしてしまった、怪我をさせてしまったというのが怖いので、なるべく避けるようにしています」
- 「もし相手のワンちゃんが犬見知りだった場合や、警戒心の強いコの場合、怖がって噛み付いたりするかもしれないから。前にそれで噛みつかれそうになった」
- 「うちのコは自分から近づきたい犬と、はじめから吠えてどうしようもない犬がいる。犬の相性があるし、もし怪我をしたりさせたりがあると嫌なので」
- 「相手のワンちゃんが好意的かどうかがわからないから、怖い」
- 「完全にNGではないけど、たまに急変して一触即発になる犬だったり、飼い主の希望のみで無理矢理近づけてきて結局ガウガウされて、残念なこともまあまああるので。時と場所と相手次第です」
- 「相性もあるだろうし、近寄ってほしくなさそうだとかわいそうだから。向こうがあいさつしたそうにしていて、飼い主も了承している時はあいさつします」
犬が仲良くなりたいと思っているのか疑問
- 「人はそう思うかもしれないが、犬は(特にウチの犬は)ほかの犬と仲良くなりたいと思ってなさそうだから」
- 「犬同士、仲良くなりたいか分からない」
- 「自分から興味があるコに挨拶はいいが、無理に人と同じルールを押し付けなくてもいいのでは?と思う」
【獣医師解説】散歩で他の飼い主さんがつれた犬に遭遇したときに、配慮したいことは?
いずれにしても、散歩中に他の飼い主さんがつれた犬に出くわすこともあるでしょう。そのときに、飼い主さん同士どのようなことに配慮する必要があるのか、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。
「みなさん、犬それぞれのことをよく考えて、『挨拶させたい、させたくない』と行動をとっておられると思います。社会化のため、犬が好き、安全のため、犬が嫌い、どれも間違いではありません。
犬にも性格や相性、好きなこと、苦手なことがありますので、それぞれに合った方法で行動をとれればよいと思います。
そこで知ってほしいことは、『必ず自分とは違うタイプの飼い主さんがいる、いろいろな犬がいて、それぞれにいろいろな理由がある』ということです。
たとえば、犬同士の交流を望んだけれど相手の飼い主さんに断られてしまった場合に、『挨拶したいけれど避けられた』と感じる方もいると思います。
しかし、実際にはその相手の飼い主さんが交流を望まない真逆の性格であったり、相手の犬が犬同士の交流が苦手であったことなどが考えられます」
「そうですね。人でも近い距離でワイワイする距離感が好きな方もいれば、少し距離をとり静かにしていたいという方もいますが、犬の場合も同じです。
まだ犬との交流の練習段階ということもあって、飼い主さんが積極的に犬同士交流させたがらない場合もあるでしょう。
アンケートの回答にあるように、いろいろな理由があることがわかると思います」
もしお散歩中に他の飼い主さんがつれた犬に会った場合、犬同士挨拶をさせてもよいか、一言確認をとるようにするとよいでしょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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