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犬が散歩中に「飼い主さんをチラチラ見る」ときの心理は? 獣医師が解説
お散歩中に、愛犬が飼い主さんのことをチラチラと見てくることはありませんか?
散歩中に、愛犬が飼い主さんのことをチラチラ見ることがある?
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん205名に「愛犬が散歩中に飼い主さんのことをチラチラと見ることがあるかどうか」アンケート調査を行いました。すると、85%の人が該当する結果に!
多くの飼い主さんたちが経験アリなようです。
【体験談】愛犬が散歩中に飼い主さんのことをチラチラ見るのはどんなとき?
では、犬たちは散歩中のどのようなときに飼い主さんのことをチラチラと見るのでしょうか? ここからは、飼い主さんたちから寄せられた体験談を紹介します。
ふとしたときに何気なく
- 「普通に歩きながらかな」
- 「ふとした瞬間、後ろを振り返って見てくる」
- 「常に気にかけて見てくる」
何かを確認するときに
- 「散歩で進む道がまっすぐか曲がるかの時」
- 「行きたい方向がある時。信号待ちなどで指示を待ってる時」
- 「いつもより歩くペースが遅かったり、誰かと話しながら散歩してると時々見てる」
- 「知らない所を歩くと不安なので見てくる」
- 「いつもと違うルートに行く時」
- 「立ち止まって、歩き出すときに『いい?』みたいな感じで見上げてきます」
- 「もう一頭が遅れていると、『ママ、ウニがまだ来てないよ!』と止まって見てきます」
- 「散歩の帰り道、家の近くの路地に入ると必ず見上げてくる。『もうお散歩おわり?』と言っているような目で」
- 「飼い主の左足ぴったりで歩かせているが、少し早いときに『早いよ』って言うと、飼い主を見てスピードを緩めます」
- 「愛犬が私より先に歩いている時、ついてきているか確認してきます」
要求や伝えたいことがあるときに
- 「お水飲みたい時や、抱っこしてほしい時に見てくる」
- 「こっちの道に行きたいですとチラッと確認します」
- 「そろそろ、オヤツくださいって見てくる」
- 「帰り道などトコトコ歩いているとニコっと『オヤツある?』といった顔で見上げてきます」
- 「水が飲みたい時、そろそろウンチが出そうな時」
- 「行きたい道が違った時、抱っこしてほしいとき」
- 「家に帰りたい時。またクルマで来た場合は、早くクルマに乗りたい時」
- 「歩くの疲れたとか、怖い時」
- 「散歩中に、後ろからワンコが近づいてくる時に、『なんか来たね、怖いね』と後ろを向きつつ同意を求めてる」
楽しそうなときに
- 「楽しい時や、話しかけた時に笑顔でこちらをチラチラ見ます」
- 「『お散歩楽しいね』と声をかけると、とび跳ねて、走ります。耳も倒れて嬉しそうで、こっちも楽しくなります」
- 「広い公園で思い切り走った時など、とても楽しかった時はキラキラした目で『楽しいね!』とこちらを見てくる」
- 「リズムよく歩いて満足しているときに、チラチラ見てきます」
- 「嬉しそうな顔をして、目がキラキラしてます。まるでお散歩楽しいねって言ってるような顔つきです」
- 「グランドで一緒に走っているときに、競争を楽しんでいるように顔を見ながら横を走り、とってもかわいい」
【獣医師解説】犬がお散歩中に飼い主さんをチラチラと見る心理は?
アンケート調査で飼い主さんたちからさまざまな体験談が寄せられましたが、犬はどのような心理でお散歩中に飼い主さんのことを見てくるのでしょうか?
いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。
——犬が散歩中に、飼い主さんのことをチラチラと見てくることがあるようです。どのような心理が考えられますか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「アンケートにあるように、犬はいろいろな場面、理由で飼い主さんのことを見ます。たとえば…
が見られやすいと思います。どんな顔でどんなシチュエーションで見てくるかによって、どのような意味があるのかわかると思います」
——愛犬が散歩中にチラチラと見てくるとき、飼い主さんがどのような対応をすると喜びますか?
獣医師:
「状況に合わせて対応しましょう。そのときに飼い主さんが落ち着いて優しい表情で対応してあげると、ポジティブな気持ちは共有でき、ネガティブな気持ちは安心しやすくなります」
——愛犬も飼い主さんも、楽しく安心してお散歩ができるといいですね!
いぬのきもちWEB MAGAZINE『お散歩あるあるに関するアンケートvol.01』
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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