さっきまで元気いっぱいに遊んでいた犬が突然の電池切れしたように眠ってしまう姿をみたことはありませんか。今回は「寝落ちしやすい犬の特徴」について獣医師の増田宏司先生に教えていただきました。ウトウトと眠りに落ちる瞬間を激写した、かわいい犬の寝落ち写真も紹介します。
子犬とシニア犬は寝落ちしやすい
子犬は寝ることが仕事といっても過言ではないほど、成長のためにたくさんの睡眠が必要です。その一方でシニア犬も体の疲れを取るのに時間がかかるため、長時間の睡眠が必要になります。
子犬がギリギリまではしゃいで突然倒れるように寝落ちするのに対して、シニア犬は寝る体勢に入ってから寝落ちすることが多いでしょう。
飼い主さんのそばや狭い場所は落ち着きやすい
また、犬は次のような場所にいると、安心してリラックスできるようです。
飼い主さんのニオイがある場所
犬が飼い主さんの足を枕のようにして眠ることがありますが、飼い主さんのニオイを感じながら寝るとリラックスできる犬は多いそう。なかでも犬が足先を好む場合は、肌と衣類が密着しやすいのでニオイを強く感じられるのかもしれません。
すっぽり納まる狭い場所
狭いところに入るのが好きな犬も多いです。これは野生時代の名残で、犬は群れで周囲を警戒しながら密着して寝ていたので、すっぽり納まれる場所に入ると本能的に落ち着くのでしょう。
なかには、体にフィットする感覚が気に入っている場合や、静かだから安心できるという場合もあります。
いろんな理由で、寝落ちする犬たち
疲れたり、居心地がよかったり、いろんな理由で寝落ちする犬たち。ここからは、Instagramに投稿された犬のかわいい寝落ち姿を紹介します。
床の上に寝転がっているのは、トイ・プードルのテンくん。近くにおもちゃが置いてあるので、遊び疲れたのでしょうか?
暑い日はひんやりした床の上で寝転がると心地いいですよね。
睡魔と闘ってます
茶色いモフモフを噛みながらウトウトしているのは、大吉くん。目を開けたり閉じたりしながら必死で起きようとしていますが、睡魔に負けてしまいそうです。
お散歩を待って
床で眠っているのはPAPIくん。お父さんとお散歩に行くのを待っています。
あれあれ? 少し待たされ過ぎたようで、そのまま眠ってしまいました。
寝落ちする犬たちを眺めていると、なんだか心地よくなってきますね。もっと写真を眺めてリラックスしたい人は、SNSで「#犬の寝落ち」や「#寝落ち犬」で検索してみてください。かわいい犬たちの寝顔に出会えるでしょう。
お話を伺った先生/増田宏司先生(獣医師 博士(獣医学) 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授)
参考/「いぬのきもち」2022年3月号『見ているだけでしあわせになる♪春のうたた寝DOG』
掲載協力/Instagram(
@ten.toypoodle、
@k__daikichi、
@i_am_malpoo)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
文/小崎華
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。