愛犬との日々のコミュニケーションの中で、つい愛犬の気を引こうとして「お散歩行くよ!」(行かないけど)、「ごはん食べる?」(いまはまだあげないけど)と、嘘をついてしまうことはありませんか?
でも、その行為……じつはとっても代償が大きいのです!
大多数の飼い主さんは、愛犬に嘘をつかずにコミュニケーションできている
いぬのきもち編集室が、飼い主さん1,161名を対象にアンケート調査を行ったところ、9割以上の飼い主さんは愛犬に嘘をつくことなくコミュニケーションできていると明らかに。
アンケートに寄せられた飼い主さんの声を見てみると……
「話せなくても、言われてることは理解してると思うから嘘はつかない。獣医さんにも『嘘をついちゃだめ』と言われたことがある」
「信頼度が低くなりそうなので言わないです」
「愛犬を裏切るようなことはしたくないですね」
「『散歩』と言うとわかるみたいなので。嘘はかわいそうなので言わない」
「ワンちゃんは賢いので、嘘をついて悲しい思いをさせたくないです」
愛犬の気持ちを考えて、嘘はつかないようにしている飼い主さんが多いようでした。
愛犬に言うことを聞いてほしくて、つい嘘を……
しかしながら、ごくわずかではあるものの、つい嘘をついてしまうことがあるという人も見受けられました。
理由を聞いてみると……
「いたずらをやめさせたいときなど、おやつが入っている引き出しを開け閉めしたりします。結局はあげないのですが……」
「困った吠え方をするときに、気持ちをそらすために」
「入ってはいけない部屋に入って、隠れてしまったときに」
このように、はじめから愛犬を騙そうと思って嘘をついているわけではなさそう。どうしても愛犬が言うことを聞いてくれないときに、仕方なく嘘をついてしまうことがあるようですね。
どうしようもない状況の場合、嘘をついて気を引きたい気持ちも、わからないではありませんね。
嘘をつかれたときの愛犬の気持ちは?
愛犬につい嘘をついてしまうとき、飼い主さんに悪気はないようですが、ひとつ知っておいてほしいことがあります。それは、犬も嘘をつかれたら、ショックを受けてしまうということ。
「実際にやらないのに、『一緒に行く?』『散歩行こうか?』と声をかけるようなウソは、純粋な愛犬の心を傷つけることに。冗談のつもりでも、愛犬との信頼関係にひびが入ってしまうのでやめて」
(「いぬのきもち」2016年11月号『愛犬目線で考える HAPPY指数チェック♡』p.19より引用)
何気ない一言で愛犬が傷ついてしまったり、飼い主さんとの関係が悪くなる可能性があるということを覚えておいてくださいね!
仕方なく嘘をついたことがある人は、次回からぜひ気をつけてあげてみるようにしてください♪
『いぬのきもちアンケート vol.11』
引用/「いぬのきもち」2016年11月号『「あたり前の幸せ」から「もっともっと幸せ」へ! 愛犬目線で考える HAPPY指数チェック♡』
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」に投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。