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抜け毛との格闘【穴澤賢の犬のはなし】

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抜け毛との格闘

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今後、犬(猫)との暮らしてみたいと思っている人に、ひとつ覚悟しておいてほしいことがある。それは、抜け毛というやっかいな存在についてだ。たとえば、わが家の場合……。

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いつかは犬と暮らしてみたと夢見ている人は多いかもしれない。しかし、実際に犬と暮らしてみると、けっこう大変なこともある。そのひとつが抜け毛だ。トイ・プードルなど抜け毛が少ない犬種はいるが、ほとんどの犬は毛が抜けると思っておいたほうがいい。本来は季節の変わり目の一時期に、夏毛と冬毛がごっそり入れ替わるらしいが、最近の犬は室内で暮らしているせいなのか、年中だらだらと毛が抜ける。

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犬種によっても違うが、富士丸の毛は二重構造(ダブルコート)だったので、内側に生えている白い毛が、それはもうすごい量抜けていた。シャンプーやブラッシングをすると、部屋中毛だらけになる。

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大吉や福助は富士丸ほどではないが、2頭いる分、けっこうな量になる。わが家ではふだんは掃除機ではなくモップを使っているのだが、1日に3回くらいはモップでから拭きしないと、床がすぐに毛だらけになる。ソファやラグも毎日粘着式のローラーをかけるが、ラグなんて1年もしたらどうしようなくなってだいたい捨てることになる。

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ちなみに粘着式ローラーは各部屋にひとつずつ置いてある。掃除があまりにも日常化するので、たいていはテレビを見ながら無意識にラグにローラーをかけたり、電話で誰かと話しながらモップがけをするようになる。

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もちろん洋服にも抜け毛がつく。黒いコートなんてそこら辺に置きっぱなしにしようものなら、すぐに目も当てられないことになる。そうでなくても、だいたい服には毛がついているし、そのうち諦めて、人から「毛がついてますよ」とか指摘されても「いいんです、これくらい」とあまり気にしなくなる。

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そんな大袈裟な、と思うかもしれないが、これがだいたい毛の抜ける犬(猫)と暮らしている人の日常だと思う。そのことは覚悟しておいてもらったほうがいいだろう。でもそれは本人にとって、それほど苦ではない。なぜなら富士丸がいなくなったときに、あれだけ大変だと思っていた掃除が、いざしなくてもよくなると、すごくさみしく感じたからだ。たぶん、こうして日に何度もモップやローラーをかけられることが、ありがたいのかもしれない。という話を、毛だらけの黒いパーカーを着て書いている。

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