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そんなものまで!?飼い主さんたちに聞いた「愛犬が誤食したもの」に驚愕

飼い主さんと犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
好奇心旺盛な犬種や、「何を食べてはいけないのか」がわからない子犬の場合、口にしてはいけないものを「誤食」してしまうケースは少なくありません。

しかし、愛犬と暮らし始めたばかりのころは誤食に関する知識も少なく、「えっ、こんなものまで誤食しちゃうの?」ということも……。

そこで、いぬのきもち編集室では677名の飼い主さんに「愛犬の誤食経験の有無と何を誤食してしまったか」を調査しました。
円グラフ
その結果、約6割ものワンコに誤食の経験があることが判明! これ、想像以上に多い数値ではないでしょうか。

では、いったいどんなものを食べてしまったのか、パターン別に紹介します!

どんなものでも口に入れがち

見つめる犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
飼い主さんから寄せられた回答を見ていくと、「家の中にあるものなら割となんでも食べる」というのが現実のよう。
・「割り箸」

・「ティッシュ、イヤホンのイヤーピース」

・「落ちた輪ゴムを食べたことがあります」

・「ヘアゴム」

・「木でできたスプーン、洗濯バサミ」

・「おもちゃを長時間かみづづけて」

・「ようじを飲み込んでしまった」

・「ゴミ箱を倒し、ティッシュのゴミをカミカミしていたので、飲み込んだものもありそうです。落ちていた髪の毛とかも」

・「靴下。『取られてはたいへん!』と慌てて飲み込んだ」

・「ラップ」

・「ぬいぐるみの綿」

・「タバコ、石けん、画びょう」

・「小さなころはなんでも誤飲。一番焦ったのは、アクリル絵の具。めちゃくちゃにしてました」

・「犬用の靴下を飲み込んで、内視鏡で摘出」



寄せられた回答を見てみても、比較的小さなサイズのもの以外に統一感はありません。

タンスなど高いところに置かれがちなものに比べて、低いテーブルの上やベッド、床に直接置かれるものを誤食しがちなようです。

つまり、犬の手(足?)が届く場所にあるものってことですね。

引きちぎって食べることも!

見つめる柴犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
また、本来は食べられるサイズではないものでも、引きちぎって食べたり飲み込んでしまうケースも少なくないよう。
・「サッシの小さな留め具。プラスチックではめ込みタイプだったので、まさか歯で取るとは思わなかった」

・「首輪の余った部分を止める小さな輪っかの部品。皮製品だったのでガムだと思ってしまったのかも(笑) 幸いウンチに出ました」

・「コンセントを保護するカバー。スマホケースの留め具」

・「犬用サークルをとめてる杭みたいな留め具」

・「プラスチック性のおもちゃ。カミカミしてちぎって飲みこんだ! その日に病院行って吐き出してもらった」

・「遊び用のロープを引きちぎって食べてました」


輪ゴムや割り箸などは愛犬の目に入らないところに置くことができますが、首輪や犬用おもちゃはそうはいかないことも……。

ものによっては、食道や口の中が傷ついてしまい、血を吐くこともあります。飼い主さんはワンコが遊んでるときも、そばで注意して見てあげるようにしましょう。

チョコレートなど人間向けの食べ物

見つめるトイ・プードル
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
チョコレートや玉ねぎなど、犬が食べてしまうと中毒症状を引き起こす可能性のある食べ物を誤って食べてしまうケースもあるようです。
・「チョコレート。それも大量に。すぐ動物病院へ行き吐かせてもらいました」

・「床に置いておいた米。2日間ウンチが全部米でした」

・「柿の種、果物」

・「生豚肉と生ノルディックサーモン」

・「家族が目を離したすきに玉ねぎの入った料理を食べ、すぐに夜間救急に連れて行き処置してもらいました」

・「テーブルの上に置いていたアーモンドチョコレート」

・「切っている途中に落とした生のじゃが芋半分」

・「買い物した袋の中をあさって、豚肉を少量ですが食べられました」

・「オリーブ、煮魚」

・「ねぎまぐろ細巻き」

・「蒸しケーキ」

・「里芋の煮っころがし。食べた直後に聞いたことがないくらいの鳴き声を出した。つまようじが刺さっていた可能性があり、すぐに動物病院に行って処置をしてもらった」



中毒にはならなそうなものの、健康面を考えれば食べないほうがいいものもありますね。

薬品関係の誤食も多い

座るパグ
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
人間用の薬や、害虫駆除のための薬品を誤食してしまうケースも多いよう。

とくに害虫駆除のための製品は、害虫をおびき寄せるためニオイがつけられているものも存在するので、愛犬がそれにつられてしまうこともあるようです。
・「私の中枢神経薬だったんですが、すぐ獣医さんに電話をして食事をストップ。2日間の間、便をさせ、体に異常がなければよしと言われました」

・「コバエがホイホイのゼリー」

・「自分が飲む薬」

・「小さいころに殺鼠剤を食べてしまい、すぐ病院に行き、胃を洗浄しました」

・「ゴキブリ駆除剤」

・「子犬時代に、マーガリンを一箱盗み食い。その後、何度も吐いて動物病院に。膵臓がやられるかもと言われ……。ほかにもバファリンを2錠、やはり盗み食いして意識朦朧となったことも。いずれも最終的には無事でしたが、獣医さんには呆れられました……」


人の薬の誤食も十分に気をつけたいところ。最悪の場合、死に至ることもあるといわれています。

飼い主さんは、薬の管理は十分に気をつけてください!

散歩中の拾い食いにも注意

散歩するトイ・プードル
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
さて、ここまでは家の中での誤食を取り上げてきました。しかし、家の中を安全にしても油断は禁物!

なぜなら、散歩中に拾い食いをしてしまう可能性もあるからです。しかも、チョコやガム、タバコの吸い殻など、明らかに厄介そうなものに遭遇するケースもあるみたいです。
・「小さいころの散歩で人が噛んで吐き捨てたガムを食べることがあり、その都度口に手を突っ込んで出してました」

・「道に落ちていたタバコとチョコーレートです。すぐに病院に連れて行き、無事でした」

・「道に落ちていたチョコレート」

・「小さいころ、散歩中にタバコのフィルターのような物を食べた」

・「散歩中に赤い羽根募金の羽根(涙)」

・「道路に落ちていたゴミ(食べ物のついたラップ)」


見つめる柴犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
何を誤食するかによって、少量であれば様子を見守ればいいケースもあれば、すぐに動物病院に連れて行くべきケースもあり、判断が難しいかもしれません。

好奇心旺盛なワンちゃんの飼い主さんは、どんなものを愛犬が誤食しがちなのか前もって把握し、「誤食しない対策を日頃からしておく」ことが大切でしょう。

なお、いぬのきもちでは誤食に関する質問に、これまで獣医師がたくさん答えてきています。気になった人はぜひこちらのページもチェックしてみてくださいね!

『いぬのきもちアンケート vol.23』
文/サモ江戸
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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