犬が好き
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右後ろ足が不自由な元保護犬 シロツメクサの絨毯を元気いっぱいに走る姿に感動
このときの様子について、飼い主さんは「場所によっては、短足ダックスの足と同じ高さのシロツメクサの絨毯。足が悪いことを忘れさせる走り! フカフカで気持ちいいのか? 楽しそうに走る姿が嬉しくて、スマホで記録しました」と振り返ります。
大吉くんについて「生きていることが奇跡だった犬」と話す飼い主さんに、大吉くんとの出会いのエピソード、今の暮らしについて聞きました。
大吉くんとの出会い
もともと「犬を家族に迎えたい」と話していた飼い主さん家族は、大吉くんをお迎えすることができないだろうかと、お迎えの意志を伝えることに。
その後、実際にお迎えできるかどうかのトライアル期間を経て家族会議をし、当時1才の大吉くんを正式に家族に迎えることになったのでした。
家族に迎えてから困難に直面
このように、お迎え当初にはさまざまな課題があったそうですが、特に大きな出来事としては大吉くんが突然ヘルニアになってしまったことだといいます。過去の辛い経験の影響で右後ろ足が不自由な大吉くんは、ヘルニアになったことで前足だけでしか動けなくなってしまったのだとか。
大吉くんのためにできることはないかと考えた飼い主さんは、紹介を受けて犬に鍼治療してくれる先生に会いに行くことに。そこで何度か治療を受けると、大吉くんのヘルニアの状態が回復したそうです。
大吉くんは、甘えん坊で食いしん坊なコ!
一方で、犬嫌いで散歩が苦手、ビビりな一面もあるといい、たとえば散歩でほかの犬とすれ違うたびに逃げるように歩くのだそう。
大吉くんへの思い
「人好きなのは過去の影響で、『もう暴力を振るわれたくないから可愛く演じている可能性がある』と言われたことがあります。その話を聞いたときは、胸が締め付けられる思いでした。
そんな大吉が、家族の真ん中で仰向けでイビキかいて寝たときは、『やっとここでの安心を確信したんだな』と思い、グッとくるものがありました」
「大吉は、生きてることが奇跡だった犬です。骨折、栄養失調、脱水症状、脊髄損傷の状態で捨てられていました。もうその頃の記憶はないほど、家族みんなで愛情を注いでます。
子ども2人も大吉のおかげで成長できているし、彼は私たち家族の中心です。今後はコロナ前みたいに、一緒に旅行などしたいですね」
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