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柴犬マロたん、13歳の壁を越えて。「何も書くことがない日常」のありがたさを知った年の瀬。

犬には「13歳の壁(13歳まで大病をせずにいられたら穏やかシニアわんこライフになりそうと言うもの)」があるのだそうです。マロたんは1月に14歳になり、その壁を軽やかに飛び越え、「このまま穏やかに年を重ねていくのだろう」と、胸を撫で下ろした矢先のことでした。

軽やかに飛び越えたはずだった

春先、マロたんは体調を大きく崩しました。今だから言えますが、家族で話し合い「もし、その時が来たら穏やかに送り出そう」と、覚悟も決めました。これまで当たり前のように続いてきた日常が突然、簡単には続かないものになる。14歳という年齢を、初めて現実として突きつけられたように思います。

一気におばあちゃんに…

ですが、良い先生と巡り合い、季節が進むのと同時に持ち直し、最近も点滴を受けたりと体調に波はありますが、たとえ体重が減ろうともすぐに取り戻し、今ではすっかり元気!マロたんはまた穏やかで食いしんぼうな毎日を過ごしています。

鮮やかに復活

長く付き合っているアトピー性皮膚炎も、新しい薬が出たことで症状がすっかり落ち着きました。あんなに毎日かゆみや皮膚の状態に気を配っていたのに、最近ではアトピーのことを忘れている時すらあります。マロたんが生きている間にこんな薬に出会えるなんて。獣医療の進歩に感謝。なので、余計に穏やか。

相変わらず遊ばれても「無」

だからでしょうか。今年最後の更新だというのに、特別に書き残したい出来事が、あまり思い浮かびません。大きな喜びだけではなく、大きな事件もなく、よく食べ、よく眠り、その時の調子を確かめながら一日を終える。そんな毎日がのんびりと続いています。

雪が好きなのも相変わらず

だからこそ、年齢を重ねたわんこと暮らしていると、「何も起きなかった」ということが、どれほどありがたいことなのかを実感します。書くことがないと思えるほど、今が穏やかであること。それが、今年を締めくくるのに、いちばんふさわしい出来事なのかもしれません。

走るのも好き

なんて書くと、のんびり眠るマロたんと隣で静かにマロたんを撫でている飼い主みたいな図が思い浮かぶかもしれませんが、実際は…ご近所さんを見つけるとダッシュで駆け寄り「おやつ!」と催促し、それが済むとまた爆走するマロたんを、わたしは必死に追いかけていると言う落ち着きのなさです。

2026年はあっちかな

だけど、これがマロたんとわたしの日常なので、来年も毎日わちゃわちゃだといいなと願っています。今年もこの連載を読んでいただき、ありがとうございました。みなさま、良いお年を。
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