お迎えしてすぐの「不安な出来事」を乗り越えた子犬が、愛情深いコに成長！　飼い主の心を豊かにする大きな存在に

愛犬をお迎えした日のことは、飼い主さんにとって特別な日。これまでの日々を振り返るなかで、いろいろな思いが込み上げてくるのではないでしょうか。

X（旧Twitter）ユーザー@moooochan_nemuiさんは、今年の7月に愛犬・もうふくん（取材時1才）を家族に迎えて1年が経過したそう。こちらの写真は、子犬時代のもうふくんです。飼い主さんに向かって、可愛らしい無邪気な笑顔を見せている様子が印象的ですね。

飼い主さんに話を聞くと、もうふくんをお迎えした当時に不安だった出来事があったと話します。

飼い主さん：
「家に迎えてすぐの頃、もうふがケンネルコフに感染していることが発覚したんです。完治まで2カ月弱かかり、不安な日々を過ごしました。お散歩デビューも遅れてしまったりと、とても不安だった記憶があります」

現在のもうふくんは

飼い主さんの膝の上に座るもうふくん — 散歩中の「休憩」も、もうふくんの楽しみに♪

お迎え当時は心配なこともありましたが、あれから1年経ったもうふくんは人も犬も大好きなフレンドリーなコに成長しました。散歩も大好きだといい、いまでは毎日散歩を楽しんでいるのだとか！

そんなもうふくんの成長や現在の暮らしの様子について、飼い主さんにお話を聞きました。

暴れん坊なもうふくんに手を焼いた時期も

子犬時代のもうふくんは、興奮しやすいタイプで暴れん坊だったとのこと。噛み癖もあり、サークルから出してあげると家中を爆走していたのだとか。

飼い主さんは、「ソファに避難して爆走するもうふをただ見つめる“虚無の時間”がありましたね（笑）」と、当時を振り返ります。

そんなもうふくんですが、いまではすっかり落ち着いたといい、噛み癖も甘噛み程度になるなど改善が見られました。ときどき興奮して走り回っていることもあるそうですが、散歩やドッグランで発散させてあげれば、夜は爆睡してしまうそうです。

日常のさまざまな場面でもうふくんの成長を感じている飼い主さん。もうふくんの成長を間近で見守っていて、どのようなことを思うのでしょうか。

飼い主さん：
「もうふがもともと物分かりの良い性格だったこともありますが、もうふの気持ちを第一に考え、『抑制ではなく褒めて伸ばすしつけをする』という軸が自分の中にありました。そのおかげか、もうふはとてもいいコに育ってくれたなと思っています」

まっすぐな愛を与えてくれるもうふくんは、「愛おしくて尊い存在」に

走るもうふくん — 飼い主さんの姿を見つけて爆走！　こんなふうに駆け寄ってくれたら嬉しすぎる…！

飼い主さんと一緒に過ごすなかで、もうふくんは誰とでも仲良くなれるような、明るい性格のコに成長しました。飼い主さんはそんなもうふくんにいつも助けられているといい、存在の大きさを日々感じているそうです。

また、飼い主さんは愛情深いもうふくんを見ていると、「まっすぐな愛を私だけでなく、家族や友達、他人にまで与えているように感じていて、その愛情は確実にもうふ自身にも還元されているように感じる」とのこと。

もうふくんがそばにいるおかげで、飼い主さんは変わることができたといいます。

甘えるもうふくん — 「今日はなんだか甘えん坊モードみたいなので思う存分イチャつかせて頂いている」

飼い主さん：
「心が疲弊して都心から離れて田舎で生活をすることを選択したときに、偶然出会って家族になったのがもうふでした。1年間一緒に暮らしてきた中で、無邪気なもうふを見て心が豊かになっていることを実感しています。

嬉しいときは目一杯に喜び、嫌なときは嫌だと素直に表現すること、ひとりの時間も上手に使える（イタズラのときもありますが）ことは、人にとっても大切なことではないのかと思ったのです。

そんなもうふの姿から私も自身の言動を振り返り、自分と向き合うことで幸せに過ごすことができるようになった気がしていますね」

「『もうふを幸せにする』という覚悟や責任を教えてくれたのも、もうふだと思っています」と話す飼い主さん。もうふくんとのこれからについては、「私を変えてくれた、愛おしくて尊い存在であるもうふを守りたいです」と話していました。

これからもお互いを支え合って、幸せな日々を過ごしていってほしいですね！