犬が好き
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柴犬あるある、寒い日の暖の取りかたが可愛いとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.230
今週の「柴犬のここが好き」
「ぬくいわ~」と言ってるとかいないとか?
暖をとっているか否かは別として、しれっとひとの足を踏んでいること多いですよね。
ご主人の足を踏むのはまだわかります。
ある程度大きいですから。
しかし、同居犬さんやお友達犬さんの足を踏むというのは、なかなか至難の技ではないでしょうか?
お互いにあの小さな足で・・・
あの小さな足が、あの小さな足を踏む・・・可愛い。
絶対わざとですよね。
もしたまたま乗ってしまったなら、「あっ、ごめん」と思わず足を引っ込めると思うのです。
そのままにしているのはわざとだからなんです。
そして踏まれた方も怒るでもなく受け入れるのです。
もしかしたら、これはスキンシップなのかもしれませんね。
触れ合うことでお互いの気持ちを伝え合っているのかも。
「今日足冷えてない?しんどい?」
「そんなことないよ?あ、さっきお散歩行ったからかな」
「最近、地面冷たいもんね〜」
なんて会話をしているかもしれませんね。
可愛いスキンシップをこれからもたくさん見せて欲しいものです。
今週のおまけ
しかし、踏まれた時は「ぎゃっ」と声が出ます。
こよみさんの爪が足の甲に突き刺さるからです。
靴下を履いている時ならまだしも、素足を踏まれると本当に痛い。
こよみさんが立ち去った後には見事な爪のあとが残っています。
これが「爪痕を残す」なんだなと腑に落ちて、いやいや違うだろうと自分で突っ込むのです。
痛くて悶絶する私を振り向くこともなく立ち去っていくこよみさん。
何もなかったようにお昼寝を続けるこよみさん。
お気に入りのソファのお気に入りの左端に寝て、お気に入りのブランケットを握りしめる。
かわいいなあ。
いとおしいなあ。
幸せだなあ。
そしてふと寝ているこよみさんの足の裏を見てしまう。
この爪が刺さったら、そりゃ痛いよなあ。
鋭利な形状ではないので正確にいうと刺さるわけではないのですが、こよみさんの体重が乗ると、ぐぐぐぐと私の足の皮膚が凹むのです。
しばらく消えないこよみさんの爪痕。
その凹みを指先で撫でながら、それすらもいとおしく感じることになんだか胸が熱くなる日もあるのです。
作者紹介:ここ柴
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