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Vol.2 ライフスタイルと犬種選びのポイント1| いいな!犬のいる暮らしって…

「犬を飼ってみたい!」そう思っている人は多いことでしょう。でも、犬のこと知っていますか? 犬を飼いたい人すべてにお届けする『いぬのきもち』ビギナーズ、まずは犬種の選び方、オスとメスの違いを勉強しましょう。
【よくわかる解説】
犬を飼うときは家の広さも考えよう

小型犬から大型犬まで、性質も見た目もさまざまな犬。大ざっぱにいうと、体のサイズが大きい犬ほどより多くの運動量を必要とします。なので大型犬を飼うならば広いスペースが必要。犬養家のような豪邸でなくても大丈夫ですが、狭い住宅では犬にも飼い主さんにも、ストレスがかかってしまいます。
一方、小型犬はそれほど広くないスペースでもOK。ただし、室内をちょこちょこと活発に動きまわる傾向があり、犬種によっては短い時間に分けて1日に何度も遊んであげないと欲求不満になることも……。
留守がちな家庭でも欲求不満による吠えなどの問題行動につながる場合もあります。まずは将来、どのぐらいの大きさに成長する犬種なのかを知ることが第一歩。犬を飼うために必要なスペースと住宅事情を照らし合わせて考えましょう。
【よくわかる解説】
10年後、20年後も犬と暮らすということ

犬の散歩は1日2回、時間はだいたい1日で約1時間が目安です。体力のない小型犬の場合は、1日数回に分けて散歩をするのが理想的。
散歩は雨の日も風の日もさぼるわけにはいきません。散歩に行けないと、ストレスがたまってしまい問題行動につながることも。
犬の寿命は15〜20年ほど。つまり、子犬を一度飼い始めたら、その間、ずっといっしょに過ごすことになるわけです。そのため家族構成の変化など、将来のことを考える必要も。始家の陽子ちゃんは、現在10歳。今は陽子ちゃんが積極的に犬のお世話のお手伝いをすると話していますが、10年、20年後は……? 犬を迎えるならば、将来的に犬のお世話をする体力と時間があるのかなどをじっくり考え、決断することが大切です。
【よくわかる解説】
オスはプライドが高く、メスはおっとりした傾向

犬はオスとメスでは性格などで大まかな違いがあります。
一般的にオスは体力、自己決定能力が高く、メスと比べると自尊心も高い傾向が。警戒心からよく吠えたり、マーキング行動として家の中のあちこちでオシッコをしてしまうなどの問題が生じやすい傾向にあります。
一方、メスは比較的おっとりとした傾向なので、オスに比べると飼いやすいと言われています。ただし、同じ犬種かつ同年代のメスの複数飼いは少し注意が必要。メス同士で飼い主さんの愛情を1番に得られたいと、ジェラシーによる争いが生じるなど問題行動が発生することも。
こういった性差の違いは去勢・避妊手術によって変化することもありますが、オスとメスの違いを知っておくことも、犬を迎える際の重要ポイントといえます。
取材・イラスト:ふじいまさこ / 文:本吉恭子

【監修:藤井仁美先生】
獣医師、ペットカウンセラー。 英国でペットカウンセリングの資格を取得し、動物病院などで活動。現在、東京都渋谷区の代官山動物病院に勤務
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