「人の顔色を伺うような表情」をしていた3才の元保護犬→お迎えから10カ月後、穏やかな表情で飼い主に甘える姿にグッとくる

ほとんど触らせてくれなかったコが、現在では…

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@PONA_15さんの愛犬・くぅちゃん（撮影時3才）。くぅちゃんは、飼い主さんがボランティアスタッフをしている動物愛護センターからお迎えした元保護犬です。

くぅちゃんが動物愛護センターにいた当時、飼い主さんは人に慣れてもらうためにくぅちゃんと触れ合っていたそうですが、「出会ったころはほとんど触らせてくれず臆病なコでした」と当時を振り返ります。

お迎えから10カ月後、くぅちゃんはどのようなコに成長したのでしょうか？

穏やかな顔つきになったくぅちゃん

こちらは、飼い主さんにお迎えされて10カ月経ったころのくぅちゃんです。穏やかな表情で気持ちよさそうに飼い主さんに撫でられていますね！

飼い主さんによると、出会ったころのくぅちゃんは人の顔色を伺うような表情をしていたそうですが…

飼い主さん：
「今ではすっかり甘えん坊で、私のそばでくつろいでくれています！顔も少し穏やかな表情になったと思います！」

くぅちゃんとの出会い

ソファでくつろぐ元保護犬 — お迎え初日に飼い主さんとソファでくつろぐくぅちゃん

飼い主さんは昨年、飼っていた先代の愛犬を若くして病気で亡くしたことがきっかけで、動物愛護センターでボランティアをするようになったそうです。そこで飼い主さんはくぅちゃんと出会ったといいます。

飼い主さん：
「くぅちゃんだけが半年以上飼い主が決まらず、しばらくポツンと残っていました。センターの職員の方に「飼わない？」と言われて、夫に相談したところOKをもらったので、出会ってから3〜4カ月後にくぅちゃんが我が家にやってきました！」

飼い主さん曰く、保護されたころのくぅちゃんは「犬がめっぽう嫌い」だったのだそう。

飼い主さん：
「デリケートなコで、うちに来た当初はどこまで慣れるか不安でした。お散歩中に他の犬とすれ違うだけでパニックになっていました。人間にもビクビクし、最初はゲージから出てこないときもありました」

そんなくぅちゃんも、今はすっかり甘えん坊になり、飼い主さんの後をどこまでもついてくるのだとか。

飼い主さん：
「毎日、私のおなかの上で寝ています。お散歩は、犬とすれ違うときはまだ緊張が走りますが、前よりは抑えられるようになりました！」

くぅちゃんはどんなコ？

保護犬をお迎えするのは初めてだったという飼い主さん。毎日、くぅちゃんが『この家に来られて幸せです』と伝えてきているような感覚があるといいます。

飼い主さん：
「茶色くて透き通った目で、こちらによくアイコンタクトをしてくれます。くぅちゃんの持つ優しい波動に私も癒されています。10kgある体でおひざに乗ってこられると重いですが、かわいいので許しちゃいます」

また、飼い主さんによると、くぅちゃんは「とてもおしゃべり上手」なのだとか。

飼い主さん：
「『ウォウウォウ〜』と“おしゃべり”してくれます。私が鼻歌を歌い始めると、くぅちゃんもそれに合わせて“歌い”だします」

くぅちゃんへの現在の思い

最後に、飼い主さんにとってくぅちゃんはどのような存在か、また、これからくぅちゃんと一緒にどのように暮らしていきたいかを飼い主さんに伺いました。

飼い主さん：
「私たち夫婦には子どもがいないので、くぅちゃんは私たちの大事な“一人娘”のような存在です！今後もくぅちゃんに癒されながら、のんびり暮らしていきたいです」

写真提供・取材協力／@PONA_15さん／X（旧Twitter）
取材・文／COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。