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Vol.3 ライフスタイルと犬種選びのポイント2| いいな!犬のいる暮らしって…

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「犬を飼ってみたい!」そう思っている人は多いことでしょう。でも、犬のこと知っていますか? 犬を飼いたい人すべてにお届けする『いぬのきもち』ビギナーズ、3回目も犬種の選び方について勉強します。

【よくわかる解説】
もともとの役割から、犬種の大まかな性質がわかる

始さん一家では「小型犬を飼おう」と決めましたが、どんな種類の犬を選べばいいのか、悩んでいるようですね。

犬を飼う前に知っておきたいのが、犬種による特性。その犬が生み出された目的や、活躍してきた場面を知ることで、大まかな性質や、本能的にどのような欲求をもっているかがわかります。
たとえば狩猟のパートナーとして活躍してきた犬たち。
穴に住むアナグマやうさぎを捕えてきたことで知られるのが、ダックスフンド。すぐれた嗅覚と低い体高を利用して狩りをする本能は、ミニチュア・ダックスフンドにも受け継がれ、おもちゃを追いかけたり、隠されたおもちゃを探し出したりする遊びなどが大好きです。
鳥猟犬として活躍してきたラブラドール・レトリーバーは、気さくで人懐っこい性質が特長で、捕えた獲物を持ってくるなど主人に尽くすことを喜びとします。愛玩犬とされるプードルも鳥猟犬として活躍した歴史が。もっとも小型化されたトイ・プードルも、投げたおもちゃを持ってくる遊びが好きなど、狩りをする本能の欲求が見られます。

また日本の代表犬といった雰囲気の柴犬は、かつて山岳地帯で小動物や鳥の猟犬として活躍していました。感覚が鋭敏で警戒心に富み、飼い主さんにとても忠実です。ただし、飼い主であっても信頼をしていない人には攻撃します。
そのほか、ウサギたちを集団で協力して追いつめるビーグルは、ライバルでもある仲間の存在を大切にします。そのため、留守がちな家庭の場合は寂しさから吠えるクセがついてしまうことも。飼い主さんと遊ぶのが大好きなのです。

ジャックラッセル・テリアやミニチュア・シュナウザーはネズミを捕るために作られた犬種で、動きがすばやく、タフ。友好的で辛抱強いため、子どもとも仲よく遊んでくれそうです。
狩猟以外の場面で活躍してきた犬たちもたくさんいます。
人間の手足となって羊の群れを誘導したり、牛や豚を移動させる際のまとめ役として活躍してきたウェルシュ・コーギーなどの牧羊犬は、頑健で耐久力があり、利口と言われています。小型室内飼育犬のチワワ、ポメラニアン、シー・ズー、マルチーズなどは可愛らしさや美しさを追求した犬種で、愛玩犬として人気を得てきました。

イギリスの国犬としても知られるブルドッグはもとは闘犬でした。ペットとして育てられたことで温和で陽気な性格になっていますが、現在でも攻撃的な気質をひそかに持ち合わせています。怖いことや嫌なことがあると従わなかったり、人に噛みついてしまうことも。また、鼻が短いため呼吸困難や熱中症になりやすく飼い主さんが細心の注意を払う必要も。ブルドッグをもとに交配して誕生したフレンチ・ブルドッグはより活発で陽気な性格ですが、同じような気質を受け継いでいます。攻撃行動やお世話の難しさで困らないよう、飼う前に十分に検討し飼い方を勉強する必要のある犬種です。

【よくわかる解説】
衝動的ではなく、よく考えて犬を迎えよう

犬の性質は、個体差や育った環境によっても変わります。そのため犬を迎え入れる方法として、ブリーダーや知人のもとで生まれた子犬を譲り受ける方法はオススメのひとつ。

子犬の生育環境がわかることはもちろん、親犬たちを見ておくことで、その子犬が将来、どのような性質や見た目の成犬になるのか予測することができます。また、地方自治体の動物愛護センターや保健所、NPO団体から飼い主さんのいない犬を引き取るのもひとつの方法。現在、全国で年間何万頭もの犬たちが、飼えなくなった飼い主さんや業者から保護施設に持ち込まれ、殺処分されている、という現状もあります。

じっくり計画を立てて犬を迎えることが、犬にとっても飼い主さんにとっても幸せな新生活を築くことにつながります。。

取材•イラスト:ふじいまさこ / 文:本吉恭子

【監修:藤井仁美先生】
獣医師、ペットカウンセラー。 英国でペットカウンセリングの資格を取得し、動物病院などで活動。現在、東京都渋谷区の代官山動物病院に勤務

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