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壁に挟まれムギュッと挟まりながら寝る秋田犬 その行動の心理とは?|獣医師解説


「大爆笑しました。いつものことなのでそれほどビックリしませんでしたが、顔がつぶれて、首も変な角度になっているので『苦しくないのかな?』と思いました」
飼い主さんの言葉にもあるように、じつはおかかくんが廊下に挟まるのは日常のことなのだとか。

おかかくんは、この場所のどんなところが気に入ったのでしょうか? 飼い主さんにお話を伺いました。
この場所にどんな魅力が? 廊下に挟まる理由

飼い主さん:
「おかかが挟まっている廊下は、玄関や階段に近い位置にあります。この場所から玄関先を見たり、階段の窓越しに外を見たりできるので、見守りをしているのだと思います。寝ころがりながら家の外や玄関先を警戒できるこの場所と体勢を、気に入っているのではないでしょうか」
そして、この日も廊下に挟まるおかかくん。
飼い主さん:
「くつろいでいるときは、基本的に名前を呼ばれても、写真を撮影されても、なでられても無反応です。この日写真を撮ったあとも、しばらく挟まったまま、この場所で寝ていました」
おかかくんは『寝る → 何かの気配で起きて外を眺める → 水を飲む → 寝る』を繰り返して、まったり過ごしていたようです。
【獣医師解説】廊下の壁に挟まれながら寝る犬の心理とは

原先生:
「おかかくんが寝ている廊下は、玄関や階段に近いとのことですので、おかかくんにとっては家族の出入りや外の気配を感じやすく、家全体の様子などを見ることができ、安心するのではないでしょうか。また、壁に体をピタッとつけられるのも、安心感につながっているのかもしれませんね。
一方、別の見方をすると、フローリングの床はときにおかかくんにとって涼しく、過ごしやすいといった理由も考えられるでしょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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