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生後3カ月だった愛犬の毛の色が8年で変化! 犬の毛色が変わることがあるのはなぜ? 獣医師に聞いた

愛犬が成長し、少しずつ変わっていく姿を見るのは楽しみです。
生後3カ月頃のくぅちゃん
生後3カ月頃のくぅちゃん
@TvxqKk21
写真は、X(旧Twitter)ユーザー@TvxqKk21さんの愛犬、トイ・プードルのくぅちゃん(取材当時8才)の生後3カ月の頃の寝姿です。この頃は、よく落ちるように寝ていたそうで、その姿を飼い主さんが写真に撮りました。あれから8年の月日が経ち、くぅちゃんは「まるで別犬!」の変化を遂げたのでした。

8才になったくぅちゃん

おもちゃを咥えるくぅちゃん
おもちゃを咥えるくぅちゃん
@TvxqKk21
こちらは現在のくぅちゃんの姿です。「遊んで」とお気に入りのおもちゃを咥えて持ってきたところを、飼い主さんが写真に撮りました。確かに、体を覆う毛の色が変化していますね。

この2枚の写真を見比べて、飼い主さんが思ったことは……

飼い主さん:
「こんなにも色が変わるなんて面白いですね。あの頃は静かでおとなしい子犬だったので、そこも『今とは違うな~』と思いました」

毛の色の変化に気づいたきっかけは?

トリミングに行く前のくぅちゃん
トリミングに行く前のくぅちゃん
写真提供/@TvxqKk21
飼い主さんがくぅちゃんの毛の色の変化に気づいたきっかけは、生後4カ月頃、初めてトリミングに行ったときです。真っ黒だった毛が、少しだけシルバーに見えるようになったのだとか。

成長するにつれて性格にも変化が!?

トリミング後のくぅちゃん
トリミング後のくぅちゃん
写真提供/@TvxqKk21
8才になったくぅちゃんは、見た目のほかに性格も少し変化しているといいます。

飼い主さん:
「1才になる頃までは静かでおとなしく、吠えることがありませんでしたが、今では我が家のワガママ娘です」

同じ毛色でも、個性があるから面白い

カメラを見つめるくぅちゃん
カメラを見つめるくぅちゃん
写真提供/@TvxqKk21
くぅちゃんはシルバーのトイ・プードルですが、グレーやねずみ色といわれることもよくあるそう。イベントなどで同じシルバーの飼い主さんに会うと、それぞれに色の出方が違うので面白いと共感しあっているそうです。

【獣医師解説】犬の毛色が変化するのはなぜ?

横になって眠るくぅちゃん
横になって眠るくぅちゃん
@TvxqKk21
ここからは、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を伺います。

――犬が成長して毛色が変わるのは、どのような理由からでしょうか?

岡本先生:
「犬は遺伝的な理由で色素の量が変わり、毛色が変化します」

――犬の毛色が変わるのはよくあることなのでしょうか?また、どのような犬種でも起こりうるのでしょうか?

岡本先生:
「トイ・プードル、チワワ、ダックスフンド、ポメラニアンなどの犬種は、成長とともに毛色が変化することが多いです。
また、人が白髪になるように、犬も加齢とともに毛色が白っぽくなってきます」
見た目も性格も少しずつ変化しているくぅちゃん。その成長は、これからも飼い主さんを楽しませてくれるでしょう。
写真提供・取材協力/@TvxqKk21さん/X(旧Twitter)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/田山郁
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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