犬が好き
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飼い主さんを部屋の陰からじっとのぞく犬 犬の心理を獣医師が解説
奥の部屋は、飼い主さんが自宅で料理教室を開いているときにBerryくんがお留守番をする部屋。そこから半身だけのぞかせて飼い主さんの様子をうかがっていました。
飼い主さん:
「この場所が慣れていて落ち着く場所なのだと思います。このような姿は初めて見ましたが。この頃は昼間がまだ暑い時期でお散歩に行けなかったので、退屈していたのかもしれません」
半身で飼い主さんを目で追う様子は「お散歩まだかなあ」「退屈だなあ」と訴えているようだったといいます。しばらく飼い主さんの様子をうかがっていたあとは、この場所でそのまま寝てしまったのだそう。
また、のぞき見するBerryくんをInstagramに投稿すると「ママが大好きなのね」「かわいい」「おもしろい」といった声が寄せられたそうです。
【獣医師解説】飼い主さんを見つめる犬の心理と、愛犬に“のぞき見”されたときの対応方法
この行動から読み取れる心理について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
――この一連の行動から、Berryくんのどのような心理が読み取れますか?
岡本先生:
「風通しがよく慣れた場所が心地よくて、飼い主さんの様子も見ていたいという気持ちが読み取れます」
――Berryくんのように、飼い主さんのことをコッソリと見つめる犬は多いようですが、「愛犬にのぞき見されているな」と感じたときの対応法を教えてください。
岡本先生:
「何か要求があって(撫でてほしい、お散歩に行きたい、ゴハンが食べたい、構ってほしいなど)、それに応えられる状況であれば応えてあげるといいかと思います。難しい場合は、優しく声をかけて別のタイミングでコミュニケーションを取ってください」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/藤真もとみ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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