犬が好き
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パパのことを遊びに誘う「一生懸命な後ろ姿」が可愛かった子犬 1才になった今、飼い主の世界を広げる大きな存在に
桜丸くんを家に迎えて1週間が経った頃に見られた、なんとも微笑ましい光景。撮影していた飼い主さんは、当時のことをこう振り返ります。
「おとなしいけれど遊び好きなコで、『一緒に遊ぼう!』と夫のことを誘っていました。そんな桜丸の小さな後ろ姿を見て、『幸せにしなければ』と強く思った瞬間でもありましたね」
初めはパパさんのほうにばかり行っていたけれど…
しかし、その後に変化が見られるようになったのだとか。
「おっとりさんで怖がりな桜丸のペースに合わせて、無理には近づかない、自然体で接するようにして、安心できるような環境を作ることを心がけました。
その甲斐もあってか、今では私と夫が同時に名前を呼ぶとまっすぐに私のもとに走って来る『お母さんっ子』になりました!」
桜丸くんってどんなコ?
また、寝る前に家中を猛スピードで走り回る日課があったらしく、飼い主さんは「猪と暮らしているのではないかと思うくらいでした(笑)」と話します。
「病院での注射が怖くて鳴き叫んだり、初めてのお風呂も耳掃除も爪切りも怖がりましたが、桜丸は一度経験すると2回目以降は震えながらも頑張っており、そのような姿に成長を感じます」
桜丸くんは1才に。成長を振り返り、今思うことは
そんな桜丸くんはこの1年の間でたくさんの体験をしたようで、飼い主さんはこんな嬉しい成長を話しています。
「いつもの公園で、年下の体の大きな犬のお友達ができました。ハロウィンやクリスマスに仲良しのお友達と遊んだり、旅行では山登りを経験したり。桜丸は、初めての楽しい体験をたくさんしました。
内気だった桜丸ですが、人の優しさやお友達と遊ぶ楽しさを知ったことで、今でははじめましてのお友達を積極的に遊びに誘うフレンドリーなコになりました。大きな成長だと思います」
あらためて、家族になってくれた桜丸くんに対してどのような思いを抱いているのか、飼い主さんに今の気持ちを聞きました。
「抱っこも仰向け寝も苦手な彼が、最近はお腹をなでられ、だら〜んとリラックスしきった可愛い姿を見せてくれます。信頼関係がしっかりでき、安心しているのだと嬉しく思います」
「私たち夫婦は若くないので、『もしかしたら最後の犬かも。大事に大事に育てようね』という思いで小さな桜丸を迎えました。
桜丸がやってきてから家族に笑顔が増え、先代犬を亡くしてから行かなくなった公園にも毎日行くようになりました。たくさんの犬の飼い主さんとも知り合い、新しいことにも挑戦し、桜丸を通じて大きな世界が広がっていて、幸せをもらっているのは私たち飼い主かもしれません。
これからも感謝の気持ちを忘れずに、桜丸との毎日を大切に過ごしていきたいと思います」
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