犬が好き
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動物愛護センターにいた「怖がりな子犬」と家族に→3年が経過し、苦手なことを克服していく姿にグッとくる!
飼い主さんは金時くんの「3回目のうちのコ記念日」に、子犬時代の金時くんの写真を投稿しています。この写真は、保護犬だった金時くんを家族に迎えて3週間が経ったころに撮った一枚なのだとか。
飼い主さん家族は、どのような経緯で金時くんをお迎えすることになったのでしょうか。金時くんとの出会いのエピソードや現在の金時くんの様子など、飼い主さんに話をうかがいました。
犬と暮らすことを考えていたときに、動物愛護センターにいた金時くんと出会った
金時くんと初対面したときのことについて、飼い主さんはこう振り返っています。
「金時は、野犬の母犬から生まれてお外で暮らしていたそうです。とても怖がりだと聞いており、犬と暮らした経験がなかった私は、マッチングがうまくいくかどうかとても不安でした。
初めて会いに行ったとき、扉が開くと“ふわふわのぬいぐるみ”みたいな、へっぴり腰の金時がスタッフさんに連れられてやってきて。
怖がりながらも私たちの近くに来たらしっぽを振ってくれて、手を差し伸べたらペロペロなめてくれたんです。その様子が愛おしくてたまらなくなり、うちのコにお迎えしようと決めました」
現在3才の金時くん 一緒に暮らすなかで、嬉しい変化が見られるように!
「人混みに行くと地面に這いつくばって歩けなくなってしまったり、ドッグランに行くとお腹につくくらいにしっぽを下げて丸めて、ほかの犬から逃げていたり。
知らない人も苦手で、家族以外の人には指一本触れさせなかったり……といった姿を見せていたんです」
すると、金時くんに少しずつ嬉しい変化が見られるようになったといいます。
「ドッグランに通い始めて3回目くらいにはタガが外れたのか、金時はどんなわんちゃんでも遊び相手に誘うくらいの犬好きになりました。知らない人は今でも得意ではありませんが、おやつをくれる人には自分から寄っていくように(笑)
小さいころは怖がってできなかったのに『今ではへっちゃら!』ということもたくさんあって、本当に感心します。恐怖心を乗り越えて克服してきたんだなと思うと、感慨深いですね」
「家族になってくれた金時くん」への思い
キッチンで料理をしているときも足元にくっついてくるため少し邪魔とのことですが、飼い主さんは「それがまた可愛いんですけどね(笑)」と本音を漏らしています。
「金時と家族になって初めて知ったことや学んだことがたくさんあり、金時がいることでほかのわんちゃんや飼い主さんたちとの新しい素敵な出会いがたくさんありました。
金時は私たちが仕事から帰ってくるとしっぽブンブンで、お耳はぺたんこ、鼻息荒めで熱烈に歓迎してくれます。仕事に追われる毎日ですが、金時がいるから頑張れますし、日々無限大の癒しをくれるのでそのおかげで私は生かされています。
幸せをもたらしてくれる金時には、感謝の気持ちでいっぱいですね」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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