「お風呂出ましたか？」とドアを開けて顔をのぞかせる犬　飼い主の様子を見に来た“本当の理由”にクスッ！

お風呂から出た飼い主さんの様子を見にやって来た犬の行動の真意とは……？

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@pome_pommeryさんの愛犬・ポメリーくん（撮影時1才5カ月／ポメラニアン）。この写真は、お風呂のドアの開閉音を聞きつけたポメリーくんが、飼い主さんの様子を見に来たときの一枚です。

脱衣所のドアを鼻で上手に開けて顔を出し、「お風呂出ましたか？」と言いたげな表情が可愛らしいですね！　このポメリーくんを見たとき、飼い主さんは「愛おしさで胸がいっぱいになった」といいます。

飼い主さん：
「ポメリーは普段から、飼い主がお風呂に入ってる間は脱衣所のドアの前でオスワリをして待っています。ただ、ドアの隙間から顔を出すのは、このときが初めてで。この光景を目にしたとき、『待ってたよ！』というポメリーの心の声が聞こえた気がしました」

早くゴハンが欲しくて飼い主さんを見に来た……？

健気なポメリーくんの姿にキュンとした飼い主さんでしたが、よくよく考えてみると「違う理由があったのではないか」と思うようになったそう。というのも、こんな心当たりがあったのだとか。

飼い主さん：
「普段からポメリーは、飼い主がお風呂に入った後に夜ゴハンをもらっているんです。なので、飼い主ではなくゴハンを待っていたのかもしれません。しかも、その日はポメリーが好きな缶詰の日だったので、もしかするとそれを察していたのかも。

そう考えると、ドアから顔を出していたときのポメリーは『待ってました！　ゴハン！　ゴハン！　ゴハン！』という気持ちだったのかなと。もしくは、『静かに待っていたから、ご褒美ちょうだい！』かもしれませんね」

見つめるポメリーくん — 最近のポメリーくんのお気に入りのご褒美は、さつまいも系のおやつなのだそう♪

この日以降、ポメリーくんはドアの開け方を覚えたのか、飼い主さんがお風呂から出るとよく顔を見せてくれるようになったそう。ゴハンやご褒美欲しさだとしても、わざわざお風呂場までやってきてくれるのは嬉しいことですよね！

さまざまな面で成長中のポメリーくん

人なつっこくて、甘えん坊な性格だというポメリーくん。また、負けず嫌いなタイプでもあるそうですが、ビビりな性格でもあるのだそう。子犬のころには、こんなエピソードも。

飼い主さん：
「子犬のころは、散歩でほかの犬に吠えられると足がすくんでしまう様子を見せていました。その犬が通り過ぎて安全圏に入ると、後ろから吠えていて。まるで負け犬の遠吠えのようでした（笑）」

そんなポメリーくんも、現在は1才7カ月（取材時）のおとなの犬に。子犬のころと比べると、さまざまな面で成長が見られるようです。

飼い主さん：
「1才になる前に、トレーナーさんをつけて本格的にしつけを始めました。インターホンが鳴るとケージの中に入ってご褒美を待つようになったり、夜鳴きをせずにクレートの中で静かに寝たりと、少しずつ成長しているように見えます。

また、子犬のころはお散歩の途中で座り込んでしまうことが多かったのですが、いつの間にかお気に入りの公園までスムーズに向かうようになりました。犬友達ができて、お散歩が楽しくなったのだと思います」

子犬のころよりも手がかからなくなってきたポメリーくんの姿に、飼い主さんは「嬉しいような寂しいような、複雑な気持ちです」とホンネも。子犬の成長は早いといいますが、飼い主さんもそのことを実感していたようです。

それでも、やはり愛犬の成長は嬉しいもの。「これからもポメリーの成長を一緒に楽しんでいきたいです」と、飼い主さんは話していました。

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@pome_pommeryさんの愛犬・ポメリーくん（撮影時、生後4カ月／ポメラニアン）。飼い主さんが「ぬいぐるみ？」のコメントとともに投稿した写真には、愛くるしい表情のポメリーくんの姿が写っています。撮影時はどのような状況だったのか、飼い主さんに話を聞きました。

写真提供・取材協力／@pome_pommeryさん／X（旧Twitter）
取材・文／凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年1月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。