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え、シー・ズーも?! オオカミに近い「原種グループ」の犬たちとは

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近年行われている犬のDNA解析の研究から、犬種のルーツについてさまざまなことがわかってきています。そこで『いぬのきもち』では、DNA解析の結果をベースに、犬種全体を4つのグループに分類し、独自の「犬種ツリー」を作成しました。
今回はその中から、犬のルーツであるオオカミに近い「原種グループ」の犬たちをご紹介します!

「原種グループ」って?

シベリアン・ハスキーのチョビくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

「原種グループ」に所属するのは、DNA解析の結果、原種系の遺伝子の要素が多いと判断された犬種。つまり、犬のルーツであるオオカミに近い犬たちなのです。

現在の研究で「犬の起源は中央アジア」と解明されている通り、この原種グループにはアジアや中東生まれの犬種が多いのが特徴です。アジアは西欧などに比べ、交配によって特定の犬種をつくり出そうとする文化が薄かったことから、原種の血が色濃く残されていると考えられています。

「原種グループ」にはこんな犬種が!

シー・ズーのぺこちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

「原種グループ」に所属する犬は、シー・ズーやペキニーズ、シベリアン・ハスキー、サモエド、チャウチャウなど。

シベリアン・ハスキーは確かにオオカミに近い風貌ですが、あどけない顔つきのシー・ズーやペキニーズ、チャウチャウが原種グループなのは、少し意外に感じるかもしれません。

実はシー・ズーやペキニーズの先祖であるラサ・アプソは、原種のDNAを特に色濃く受け継いでいる犬種。歴史のかなり早い段階から登場していたと考えられています。またチャウチャウは、黒い舌が「古代犬種に通じる特徴」といわれている通り、DNA解析でも原種に近いという結果が出ました。

日本生まれの犬種も!

柴のタロウくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

「原種グループ」に属する犬種の中には、柴、秋田犬、北海道犬など、日本生まれの犬種も。

日本生まれの犬種の中で、もっとも古い歴史を持つのは柴だといわれていますが、きりっとした見た目は確かにオオカミに似ていていますね。原種らしい気まぐれで野性味のある性格も、柴には残っているとされています。

DNAを調べてみると、シベリアン・ハスキーやシー・ズーなど、見た目にかなり違いがある犬種でも意外とルーツが近いことがわかりました。他にもアフガン・ハウンドや狆、日本スピッツなどもこの「原種グループ」に所属します。
知れば知るほど面白い犬種のルーツ。今後の研究結果にも注目したいですね!

参考/「いぬのきもち」2016年1月号『いぬのきもち版 DNA解析でわかった!チワワは闘犬+猟犬ルーツ!犬種ツリーから知る愛犬のルーツ』(監修:東京大学大学院農学生命科学研究科獣医動物行動学研究室准教授 武内ゆかり先生、相模大野プリモ動物病院院長 玉原智史先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※参考にした2016年1月号の特集では、Heidi Parkerらが2004年に行ったDNA解析の結果をベースに、その他の研究結果も踏まえながら、犬種全体を4つのグループに分類しています。

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