ぴょこんと立った三角形の耳、クリクリした目、フワフワのしっぽ、そして大胆でちょっぴりガンコな気質……柴の魅力を挙げるとキリがありませんよね。日本のみならず世界でも人気の柴について、改めて性格や特徴をまとめてみました! かわいい画像もご紹介します♪
柴ってどんな犬?
日本古来の犬種である柴は、小さくてもバランスのいい体格や三角形の耳、力強いしっぽなどが特徴です。もちろん個体差はありますが、性格は勇敢で大胆な傾向があり、自立心が強い子も多いでしょう。ちょっぴりガンコに見えることもありますが、飼い主さんからするとそれもまた愛らしいですよね。
柴は飼い主さんに一途で、ほかの人にむやみに媚びない犬ともいわれています。そのため「忠犬」の代名詞としても知られ、海外でも「東洋的な犬」と人気が高いのだとか。
柴の毛色にはこんなに種類がある!
柴の毛色は、赤、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤胡麻が認められていますが、ほかにも白や虎毛がいます。
柴といえば「赤」!
「赤」は茶色っぽい色です。柴といえばこの毛色を思い浮かべるかたも多いでしょう。
黒い毛色だけどお腹が白い「黒褐色」
黒い毛色が中心ですが、顔の下側から胸、お腹は白いのが特徴です。
頭数が少ない「白」の毛色も
全身が真っ白の毛色。白い毛色の柴は頭数が少ないようです。
実は天然記念物! 柴に関する豆知識
柴などの日本犬は、もともと山岳地帯で小動物や鳥の猟犬として活躍していました。
しかし、19世紀ごろから欧米の猟犬が輸入され始め、交雑が進んだ結果、柴は絶滅の危機を迎えます。その後の保存活動などで頭数が回復し、1936年には国の天然記念物に指定されました。
こんなにもかわいい♡ 柴の画像を集めました
柴はお花が似合う?
日本犬らしく、柴には桜や梅などの花がひときわ似合いますよね。頭にお花をのせた、大和撫子風ショットが素敵です♪
歩くのイヤイヤ!「拒否柴」な一面も
SNSでは「#拒否柴」というハッシュタグが人気を集めています。自立心が高くガンコな柴の中には、「行きたくない!」というしぐさを見せる子も多いのかも?
柴は「ヒコーキ耳」もかわいい♪
耳を後ろにペタンと倒す「ヒコーキ耳」と呼ばれるしぐさもかわいいですよね。飼い主さんになでなでされるのがうれしかったのかな?
換毛期は抜け毛がいっぱい
自分の抜け毛を「これ何!?」といいたげに見つめる柴。柴の換毛期は春と秋に訪れます。大量に毛が抜けるので、換毛期は毎日ブラッシングしましょう♪
柴には魅力がたっぷり。もともと猟犬として活躍していた犬種なので、毎日十分に散歩してエネルギーを発散させましょう。一緒にたくさん遊び、素敵な関係性を築いてくださいね!
参考/「いぬのきもち」WEB MAGAZINE『柴の特徴と性格・飼い方・しつけ・心配な病気まで|犬図鑑』(監修:ヤマザキ動物看護大学講師 認定動物看護師 ペットグルーミングスペシャリスト 福山貴昭先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。