犬が好き
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「犬の一生を真剣に考えるようになった」 野犬を家族に迎えた飼い主の思いを聞いた
「犬を迎えるなら保護犬を」と思うなかで、あられちゃんとの出会いが

そして、そろそろ犬を家族に迎えたいと思ったときに、ご夫婦はインターネットで保護犬の情報を集めることにしたのだそうです。

「調べていくうちに、野犬が多くいる地域があることを知りました。その地域の犬を引き取っているシェルターを探し、そこであられに出会ったんです」
あられちゃんは、ある保護シェルターにいた兄妹犬6頭のうちの1頭でした。初対面であられちゃんを抱っこしたとき、緊張でぎこちない様子を見せた姿にご夫婦は惹かれたのだそう。実際に触れ合ってみたなかで、ご夫婦はあられちゃんと家族になろうと決めたのでした。
あられちゃんはやんちゃで元気いっぱい! 伸び伸びと成長していった
飼い主さん:
「お留守番中にケージから脱走して家の中を走り回っていたり、こたつのコードを噛みちぎられていたり。あられが生後4カ月くらいのときに『おしっこ侍』というあだ名をつけるくらい、おトイレを覚えるのに苦労した記憶もあります(笑) でも、どれもいい思い出ですね」
あられちゃんの行動で印象に残っている出来事が!
飼い主さん:
「あられは病院に着いた途端に、しっぽを振りながら診察室へ入っていき、ご機嫌で診察を受けたことがありました。どうやら仮病?だったようで、診察室では左前足を上げてアピールをし、診察では異常がなかったことから、先生に『大げさなコかもしれないね(笑)』と言われました」
飼い主さん:
「その後も、ワクチンで注射を刺してないのにキャンキャン鳴いています。その都度、先生から『はーい、まだ刺してないよー。なんならあられちゃんを触ってもいないよー』と言われていますね(笑)」
あられちゃんと家族になり、「犬の一生」を考えるように
飼い主さん:
「お出かけをするなら、犬が楽しめる場所を探して行くようになりました。一瞬一瞬を家族みんなで共有し、思い出を形に残したいと思ってカメラの勉強をしたのもいい経験ですね」
取材・文/雨宮カイ
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