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「ごはん中の子猫をそばで優しく見守る」柴犬 愛情深い行動に心が動かされる
動物たちの愛情深い行動に癒されたり、救われた…と感じることはありませんか。

こちらは、Twitterユーザー・なつうりさん(@MAKIIKEDA3)の愛犬・柴犬のなつさん。猫の保護活動でミルクボランティアをしている、なつうりさんの家には、日常的に子猫がいるのだそう。
柴犬なつさんも子猫たちと一緒に暮らしているのですが、子猫に対するなつさんの眼差しがとても優しく、見ていてほっこりしてしまうんです。
柴犬なつさんも子猫たちと一緒に暮らしているのですが、子猫に対するなつさんの眼差しがとても優しく、見ていてほっこりしてしまうんです。
ごはん中の子猫を優しく見守るなつさん

預かり子猫・おにぎりくんのごはんタイムの様子を、そばで見つめているなつさん。ちょっかいを出したり、ごはんを横取りしようとする素振りは一切なく、なつさんはただただ、おにぎりくんのことを優しく見守っています。
頼もしい見守り隊がいておにぎりくんも心強いのか、ごはんをキレイに完食したのだとか♪ 優しい眼差しで見守るなつさんの姿に、ほっこりとあたたかい気持ちになりますね。
じつは密かに「こぼれてこないかなぁ~」と思っている!?
おにぎりくんのことを見守っていた柴犬なつさんについて、なつうりさんに話を聞いてみると、「なつは本当は『お皿からこぼれてこないかなぁ~』って密かに思いながら、子猫を見つめてます。食べてるのを邪魔したりはしないけど、『早く食べ終わらないかなぁ~』と願っているように思いますね」と話していました。
柴犬なつさんってどんなコ?
おにぎりくんとの微笑ましい姿を見せた柴犬なつさんですが、なつうりさんによると、なつさんと暮らしていて「柴犬の中の柴犬だ」と感じる瞬間があるといいます。
なつうりさん:
「なつは主は一人と思っているようで、他の人にリードを持たれるのを嫌います。寝るときにお布団に入るのは自分だけで、夜は同じ布団に入ろうとすると絶対に怒ります。
そんな性格のなつですが、生まれてすぐの子猫や弱っている子猫、怯えてシャーシャー言ってるコや威嚇・攻撃したりするコの受け入れを拒んだことは一度もないので、不思議ですね。だから私も、どんなコがお家にやって来てもお世話ができるんだと思います」
「なつは主は一人と思っているようで、他の人にリードを持たれるのを嫌います。寝るときにお布団に入るのは自分だけで、夜は同じ布団に入ろうとすると絶対に怒ります。
そんな性格のなつですが、生まれてすぐの子猫や弱っている子猫、怯えてシャーシャー言ってるコや威嚇・攻撃したりするコの受け入れを拒んだことは一度もないので、不思議ですね。だから私も、どんなコがお家にやって来てもお世話ができるんだと思います」
なつさんのおかげで、保護子猫たちにいい影響が
なつうりさんは、奈良市保健所のミルクボランティアに登録しています。奈良市保健所では殺処分せずに保健所にいる子猫や弱っている猫を「預かり」で元気にしてから保健所に戻し、保健所のほうで里親を探す活動をしているのだそうです。
なつうりさんの家に子猫が来ると、柴犬なつさんは子猫の「見守り隊」となって優しく接してくれるので、安心してお世話ができるのだとか。また、なつさんのおかげで、子猫にいい影響があるともいいます。
なつうりさんの家に子猫が来ると、柴犬なつさんは子猫の「見守り隊」となって優しく接してくれるので、安心してお世話ができるのだとか。また、なつさんのおかげで、子猫にいい影響があるともいいます。
なつうりさん:
「なつが側で見守ることで、子猫も犬を警戒しないでごはんを食べられるようになります。たとえ里親さんのお家に犬や猫がいても、警戒したり怖がらないで食べてくれるので、なつにはとても活躍してもらっていますね」
「なつが側で見守ることで、子猫も犬を警戒しないでごはんを食べられるようになります。たとえ里親さんのお家に犬や猫がいても、警戒したり怖がらないで食べてくれるので、なつにはとても活躍してもらっていますね」
なつさんのおかげで、ミルクボランティアをしていこうと決意
なつうりさんはこれまで100匹以上の猫を預かってきましたが、そのなかでも特に印象に残っている出来事があるといいます。ほかの人が同じ布団で寝るのを嫌がる柴犬なつさんが、一度だけ驚きの行動を見せたのだそうです。
なつうりさん:
「兄弟猫と別れた臆病な猫が里親の元に行ったのですが、食事も取らず夜鳴きがひどかったそうで…無理だと判断して、夜中にその猫を迎えに行ったことがありました。
家に帰り、キャリーの中で涙を流して鳴いている猫を私が出せないでいると、なつが頭からキャリーの中に入って猫を出したんです。なつはそのコの体をなめてあげて、その日の夜だけ一緒に寝てあげていました」
「兄弟猫と別れた臆病な猫が里親の元に行ったのですが、食事も取らず夜鳴きがひどかったそうで…無理だと判断して、夜中にその猫を迎えに行ったことがありました。
家に帰り、キャリーの中で涙を流して鳴いている猫を私が出せないでいると、なつが頭からキャリーの中に入って猫を出したんです。なつはそのコの体をなめてあげて、その日の夜だけ一緒に寝てあげていました」
なつうりさん:
「当時、私は猫の保護活動を始めてすぐのときで、『柴犬がいる家で保護猫のお世話ができない』と言われ、心が折れかかっているときでもありました。でも、なつの姿やなつの側で安心して眠っている猫の姿を見て、『なつと一緒にミルクボランティアをしていこう』と心に決めました。あのときのことが今でも忘れられないですね」
「当時、私は猫の保護活動を始めてすぐのときで、『柴犬がいる家で保護猫のお世話ができない』と言われ、心が折れかかっているときでもありました。でも、なつの姿やなつの側で安心して眠っている猫の姿を見て、『なつと一緒にミルクボランティアをしていこう』と心に決めました。あのときのことが今でも忘れられないですね」
なつさんの健気な姿にグッとくることも
なつうりさんは子猫たちのお世話をしていると、なつさんのことが後回しになってしまうこともあるといいます。そんなときに、なつさんがオモチャをくわえて持ってくることがあるのだとか。

なつうりさん:
「なつがオモチャを持ってくるときは、いつも『我慢させてごめんね』の気持ちが先にきますね。子猫をできるだけ人馴れさせてあげるのは大切なことで、どうしても手のかかる子猫の相手を先にしてしまうので…。子猫のお世話がすんでたくさん遊んであげると、なつは納得してくれます」
「なつがオモチャを持ってくるときは、いつも『我慢させてごめんね』の気持ちが先にきますね。子猫をできるだけ人馴れさせてあげるのは大切なことで、どうしても手のかかる子猫の相手を先にしてしまうので…。子猫のお世話がすんでたくさん遊んであげると、なつは納得してくれます」
犬や猫との暮らしは、何気ない日常が幸せに感じられる
なつさんの存在に救われ、「なつがうちのコでよかった」と日々感謝していると話すなつうりさん。犬や猫との暮らしについて、このように思いを語ってくれました。
なつうりさん:
「犬や猫といると、私は癒しをもらっているなと感じます。桜吹雪の中を一緒に歩いたり、秋は落ち葉の絨毯を歩いたり…日常のたわいのないことでも、なつとお散歩することで季節を感じながら楽しんでいます」
「犬や猫といると、私は癒しをもらっているなと感じます。桜吹雪の中を一緒に歩いたり、秋は落ち葉の絨毯を歩いたり…日常のたわいのないことでも、なつとお散歩することで季節を感じながら楽しんでいます」

なつうりさん:
「我が家の元保護猫うりしゃんは、15才で動きも鈍くなってきたけど、毎朝キャットタワーの一番上に乗せて窓を開けてあげると、外の空気を気持ちよさそうに感じています。この姿をあとどれだけ見られるのかはわからないけど、なんてことない日常生活がとても愛おしくて幸せに感じます」
「我が家の元保護猫うりしゃんは、15才で動きも鈍くなってきたけど、毎朝キャットタワーの一番上に乗せて窓を開けてあげると、外の空気を気持ちよさそうに感じています。この姿をあとどれだけ見られるのかはわからないけど、なんてことない日常生活がとても愛おしくて幸せに感じます」
参照/Twitter(@MAKIIKEDA3)
取材・文/雨宮カイ
取材・文/雨宮カイ
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