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シロさんとの最後のお別れ、子ども達に伝えなければいけないのに涙で…【連載】おばあちゃん犬がやってきた第96回
我が家は15歳のおばあちゃん犬を引き取り、家族として迎えました。
それから3年という月日が経とうとしていたある夜、
シロさんはゆっくりとこの世を去りました。
シロさんの死を知った6歳のけーくんと4歳ののんちゃんは、
想像していたよりも動揺せずに、すんなり受け止めてくれた様子でした。
ゆっくり、ゆっくりと年老いていったシロさんのことを受け入れていたのだと思います。
ところが、火葬場行き、最後のお別れをしようとすると…
(マスクは省いて描いています。ちゃんとしてますよ!)
火葬に立ちあう子ども達、その時…
そうだよね。”お別れ”は辛いよね。
母強し、なんて言葉があるように、普段はメソメソしているおかーさんでも
子ども達が泣いているときには自然と背筋に力が入るもの。
火葬は私達家族がシロさんのためにしてあげられる最期のこと。
その事を子ども達にしっかりと伝えなければ…
これじゃ伝わりませーーーん!!
子ども達を上回る勢いで、泣くおかーさん。
火葬業者さんもひいてました。
ごめんなさい。
心配するシロさん
涙でマスクがえらいことに
たくさんのことを教えてくれたね
おかーさんの心配までしてくれるほど、逞しくなったよ。
シロさん、これからもずっと、そばにいてね。
tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
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