犬が好き
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まだまだおかーさんを驚かせてくれたシロさん【連載】おばあちゃん犬がやってきた第97回
我が家は15歳のおばあちゃん犬を引き取り、家族として迎えました。
それから3年という月日が経とうとしていたある夜、
シロさんはゆっくりとこの世を去りました。
火葬中に登る煙を見上げて
火葬したときにあがる煙は、静かに空へ登って、魂へ身体を届けてくれるんだとか。
ふと、そのお話を思い出して、空へゆっくりあがる煙を見つめました。
ヨロヨロしか歩けなかった脚は、元気に走り回っているだろうか。
視力を失ってしまった眼はまた見えるようになっただろうか。
前みたいに元気に吠えているだろうか。
祈りに近い想像を膨らませていると、どうやら火葬が終わったようで。
業者さんがゆっくりと声をかけてきました。
『火葬終わりましたよ』何故か嬉しそうな業者さん
すると、もちろんそこにはシロさんのお骨があるのですが…
シロさんのお骨の立派さに驚くおかーさん
シロさんのお骨はとにかくしっかりしていたのです。
本当に18歳だったんですか?なんて言われてしまって…
立派な姿をご家族の方に見せたかったんですね〜なんて言われてしまって…
骨だけになっても、自慢の我が子
初対面の方に『えー!もっとお若いと思ってました〜』なんて
お世辞言ってもらえたときのように
つい嬉しくなっちゃう、おかーさん。
美容室なんかで『えー!お子さんいるようには見えないです〜』なんて
お世辞言ってもらえたときのように
ついつい、嬉しくなっちゃうおかーさん(もういい)
お骨上げのコソッと裏話
けーくん『けーくんがやりたい!!!』
のんちゃん『のんちゃんもする!!』
おかーさん『ダーメーぇぇ!!ここはママがする!!』
エンドレスこんな感じだったんだよ。
おかーさん、大人げないねぇ。
業者さんにも笑われちゃって、シロさん恥ずかし。
tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
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