犬が好き
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動物愛護センターで生まれた子犬→優しい先住犬猫のいる家に迎えられ、たくさんの癒しをもたらす存在に
大好きな場所で寝ようとしたら…
じつはこのケージ、先代犬のごんすけちゃん(♂)がずっと使っていたもののようで、コロちゃんとチコちゃんもよく一緒に寝ていたのだそう。2匹にとって、大好きな場所でもあるようですね。
とりあえずご挨拶?(笑)
邪魔しないようにそーっと…
寝場所を確保
チコちゃんに遠慮しながらも、大好きな場所で寝たかった気持ちは抑えられなかったコロちゃん。チコちゃんも、そんなコロちゃんの気持ちをわかってあげたのか、何も言わずに寝かせてあげていますね。
2匹のお互いを思う優しさと、先代犬・ごんすけちゃんへの愛を感じられた瞬間なのでした。
優しくて微笑ましい光景にほっこり
コロちゃんは元保護犬だった
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、コロちゃんとの出会いや今の暮らしについて、飼い主さんに2回に分けて(2020年10月/2021年5月に取材)お話を伺いました。
コロちゃんは動物愛護センターで生まれた
その数カ月後、コロちゃんは兄弟犬と一緒に保護団体の預かりボランティアさんの家に引き取られることになりました。
飼い主さん:
「先住犬・ごんすけの子犬のときにそっくりな子犬を発見したんです! ごんすけも元保護犬だったのですが、もう1頭保護犬を迎えたいと思っていて。すぐに保護団体に連絡して、コロとお見合いをしました。生後3カ月になったばかりのコロは、想像していた通りの可愛さでした! 」
ごんすけちゃん譲りの、優しいワンコへと成長
コロちゃんとごんすけちゃんのやりとりで、飼い主さんは今でも強く印象に残っている出来事があるといいます。
飼い主さん:
「ごんすけが介護生活になってからは、コロはいつも心配そうにごんすけに寄り添っていて。顔をなめたりと、甲斐甲斐しくお世話をしていましたね」
コロちゃんとチコちゃんの関係性
飼い主さん:
「コロを迎えたとき、チコは新入りのコロを受け入れられずに、半年近く、離れた部屋に引きこもっていました。その後、少しずつコロに心を開き始めたものの、コロやごんすけに遠慮してキャットタワーの上で過ごす日々を送っていましたね」
飼い主さん:
「ごんすけが亡くなった翌日からチコが部屋を歩き回るようになり、積極的にコロの遊び相手をしてくれるようになりました。
大好きだったごんすけがいなくなって寂しそうにしているコロを見て、チコは『私が相手をしなきゃ!』と思ったのかもしれませんね。ごんすけからコロのことを託されたのかなぁと思います」
【コロちゃんのその後に迫る】前回の取材後、どのような日常を送っているのかを聞いた
今の2匹の関係性は?
飼い主さん:
「私が仕事で出かける日が多くなり、コロとチコだけで留守番をする時間が増えました。出かけるときは必ず『コロのことをお願いね!』とチコに声をかけるのですが、チコは『任せておいて!』って顔をするので安心して出かけられます。
ますます面倒見がよくなったチコに頼りきって、コロはさらに甘えん坊になりましたね」
飼い主さん:
「以前のコロは先代犬ごんすけにベッタリでしたが、今はチコがお世話をしてくれて、きっとごんすけも天国で安心していると思います。体は小さくても頼りになる姉と、体は大きくても甘えん坊の弟みたいな関係は、見ていて本当に微笑ましいです」
飼い主さん:
「コロはいつもチコのそばにいたいみたいで。チコもたまにはひとりになりたいときもあると思いますが、コロはチコのあとを追いかけていき、一緒に過ごしています(笑)」
家族にとって、2匹はとても大きな存在
飼い主さん:
「大変な今の世の中、先が見えなくて不安でいっぱいですが、コロとチコが仲良くしている姿を見ていると、幸せな気持ちになります。コロとチコの存在が、私たち家族にとってどれだけ癒しになっているか…これからも最高の癒しを求めて過ごしたいと思います!」
取材・文/雨宮カイ
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