犬と暮らす
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もしかして「犬の認知症」かも? 認知症の初期に出やすい兆候とは?
認知症は早期発見が大切なので、ぜひ参考にして早期発見に役立ててください。
飼い主さんの呼びかけやまわりの音に反応しなくなる
おもちゃを見せても遊ぼうとしなかったり、ほかの犬にあいさつをしなくなったりと、まわりへの興味がうすくなるのも初期にみられる兆候のひとつです。
反応がないからとそのままにしてしまうと、認知症が進行する可能性が高くなるため、声をかけたり、散歩に行ったりと適度に刺激を与えてあげましょう。
しかし、ほかの病気が原因の場合もあるため、工夫をしても愛犬の様子が変わらない場合は、動物病院を受診しましょう。
しっぽや頭が下がっている
足腰が弱り活動量が減ってしまうと認知症の進行につながります。筋肉量をキープできるよう、毎日散歩に行くようにしましょう。
眠っている時間が長い
ただ、昼間寝ていても夜もきちんと眠れているのであれば、あまり問題はありません。
昼間眠りすぎて夜起きてしまう場合は、日中散歩につれていくなどして生活リズムを整えてあげましょう。
できていたことができなくなる
高齢になるとしつけをしないことも多くなるかと思いますが、あえてもう一度やってみましょう。聴力が衰えているとコマンドが聞き取れない可能性があるので、ハンドシグナルと組み合わせるといいかもしれません。
また、できていたことができなくなったり、五感が衰えたりすると、不安から抑揚のない単調な声で吠え続けることも。不安で抱っこしてほしいときや、トイレに行きたいときなど、吠える理由も、鳴き方もさまざまです。
鳴く原因がわからない場合や、わかっても鳴き止まないときはすぐに動物病院にて相談しましょう。
参考/「いぬのきもち」2021年9月号『若いうちから知っておいてほしい愛犬の認知症に気づくための11のヒント』
文/hare
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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