犬と暮らす
UP DATE
こっぱみじんにしたり、飲み込んでしまったり… 愛犬の「破壊行動」によって壊されたものを調査
【調査】段ボールをかみちぎる、ティッシュの箱を壊すなど、愛犬に何かを破壊されたことがある?
【体験談】愛犬が破壊したのは、どのようなもの?
段ボール箱
- 「荷物が届いたときに段ボールが気になったのか、噛む」
- 「ネットショッピングできた商品を、私たちが開ける前に開けてくれます‼️」
- 「今はもうしないですが、段ボールの上に乗って上手にビリビリと破き、むしゃむしゃと食べてしまっていました!慌ててやめさせ、翌日ちゃんとうんちが出るか、出たらどんな状態か、ヒヤヒヤしながら散歩していたのを覚えてます」
- 「段ボールは破壊しないと気が済まない様子で、木っ端微塵になります」
ティッシュやティッシュ箱
- 「使用済みのティッシュをゴミ箱から引っ張りだして、小さく噛みちぎって遊んでいた。使用前のティッシュは興味なし」
- 「ティッシュの箱は壊さないが、箱からティッシュが少しでも出ていたら引き出し粉々に」
- 「いつも隙あらばティッシュを取られます。イタズラ防止と思って高い所にティッシュを置いてますが、ソファに登ってこっそり取っては散らかしちゃったり、食べちゃったりして、いつも追いかけっこ状態です」
壁紙やマットなど
- 「壁紙をかじられて、何カ所もボロボロになってます」
- 「新築の壁を噛んだり、ティッシュを食べたりと、破壊活動を止めることは不可能なので諦めてます(笑)」
- 「トイレの壁紙の一カ所だけをなぜかカリカリするので、一カ所だけ小さく破れてしまい、可愛いうさぎさんのシールを貼っているのですが、、、やはりそこだけカリカリしていて謎です」
- 「防滑・防水マットを噛みちぎり誤飲騒ぎ。タイルマットをホリホリしマットの毛を食べちゃうので、新たにタイルマット購入…お金に羽が生えたように飛んでゆく…」
- 「畳や紙製の物は食べてしまうので、届かない場所に置いたり絨毯を敷いたりしているが、フローリングに敷いている滑り止めマットをかじって食べようとすることがある」
ぬいぐるみや布団など「綿」が使われているもの
- 「ぬいぐるみやクッション等、綿が入っているものは噛んで中身を出してしまいます」
- 「綿の入った布団。縫い目を歯で器用に破いて、気付いたら中の綿だけを細かくとって、危うく飲み込んでしまうところでした」
- 「段ボールはもちろん、犬用のおもちゃのぬいぐるみや、ペットベッドも噛んで綿を出してしまいます。冬には毛布やバスタオルもボロボロです」
おもちゃや自分のベッド、トイレなど
- 「犬猫用のぬいぐるみを噛んで、30分ぐらいで破壊された」
- 「新しいおもちゃを買ってもすぐ噛みちぎり、ダメにしてしまう」
- 「お留守番が長くなってしまったときに、トイレシーツをビリビリに裂かれていた」
- 「ゴミ箱に被せていたゴミ袋や、トイレトレーにセットしていたペットシーツを引っ張り出して、ボロボロに噛みちぎっていました」
- 「自分のベッドや座布団を振り回したり、引っ掻いたりして壊した」
- 「歯が生え変わる時期に、トイレトレーをボロボロに壊されたことが2回ありました」
犬が破壊したものは、まだまだほかにも
- 「普段はイタズラしないのですが、愛犬を1匹だけおいていくと、愛犬の服や私のメガネを壊されました」
- 「ハンディ扇風機」
- 「娘の漢字ドリルや宿題のプリント」
- 「本棚から本を引き出して表紙を破きます」
- 「私に届いた郵便物を見ている間に、自分の相手をしてくれないことに不満を感じたのか、知らぬ間に郵便物の端っこを噛んでいた」
- 「好奇心旺盛なタイプなので、珍しいものがあるとなんでも噛んで壊してしまう。服に付いていたタグやレシートも、うっかり落としておけない」
- 「エアコンやテレビのリモコン、畳やマット、挙げ句の果てに柱のかまちなどなど、退屈するとイタズラします」
【獣医師解説】犬が物を破壊する理由は?
「犬が物を壊してしまう理由としては…
- 楽しいから
- 遊びに夢中になっているうちに
- 飼い主さんの気を引きたくて
- 八つ当たり
犬が物を壊したときに、誤飲などのトラブルが起こる可能性があるので注意が必要です。特に布製品の誤飲は危険です。実際に診察した事例でいうと、バスタオルや布製品のおもちゃを飲み込んでしまい嘔吐が続き、内視鏡や開腹手術が必要になることがありました。
このように、犬が物を誤って飲んでしまうと命に危険が及ぶこともあります。飼い主さんができる対策としては…
- 愛犬が破壊する傾向のあるものを届くところに置かない
- 留守番時はケージに入れる習慣をつける
- 散歩で充分な運動、遊びをさせて発散させる
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
UP DATE