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堂々と寝る姿が“大物”を予感させる!? 病院の診察台で寝てしまった子犬の心理|獣医師解説

まさかの場所で寝ちゃった!?
診察台の上で眠るアルくん
「病院で寝るタイプ」
@ara_aru6
こちらは、Twitterユーザー@ara_aru6さんの愛犬・アルくん(アラスカン・マラミュート/撮影当時、生後2カ月ごろ)。気持ちよさそうにスヤスヤと眠っているアルくんですが…アルくんが寝ている場所は、なんと動物病院の診察台!

病院が苦手な犬が多いなか、診察台で堂々と寝てしまうとは、スゴすぎる。アルくん、なんだか“大物”になりそうな予感がします(笑)

どのような状況だった?

くつろぐアルくん
@ara_aru6
診察台で寝てしまったアルくん。飼い主さんに話を聞くと、2回目の混合ワクチンを打ちに動物病院に行ったときのことだったといいます。
飼い主さん:
「1時間ほど待合室で待っていたのですが、暑かったこともあり、アルは待っている間に疲れてしまったようです。やっと診察室に呼ばれて診察台に乗ると、診察台がひんやり冷たかったのかそのままフセて寝始めてしまいました」
お腹を見せるアルくん
@ara_aru6
動物病院に行ったのは今回2回目で、特に緊張した様子を見せず、余裕な様子だったというアルくん。しかし、まさか診察台で寝てしまうとは、思ってもいなかったそう。

飼い主さんは「これから注射をするという緊張は、私だけがしているんだな…(笑)」と思いながら、寝てしまったアルくんを見ていたそうです。

【獣医師解説】病院の診察台で寝てしまう犬の心理

くつろぐアルくん
@ara_aru6
アルくんは病院の診察台で寝てしまったようですが、この行動からどのようなことが読み取れるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
岡本先生:
「紹介したアルくんは、病院や病院スタッフに警戒心を抱いておらず、高い場所も怖くないように見えます。飼い主さんの話によると、待ち時間もあったようなので、アルくんは体力が尽きて寝てしまったのだと思われます。

アルくんのように、病院の診察台で寝てしまうという行動は、人が好きでおおらかなコに多く見られるでしょう。

一方で、病院が苦手で診察台に乗って緊張するコもいると思います。もし、愛犬がそのような反応を見せる場合は…
・お手入れなどで頻繁に来院し、病院に慣れさせる
・優しく、なるべくポジティブな声かけをする(NG例→『痛いね』、OK例→『大丈夫だよ』『おりこうさん』)
・なでられる状況なら優しくなでてあげる
などといったことをして、愛犬を落ち着かせてあげるとよいでしょう」
笑顔が可愛いアルくん
@ara_aru6
犬も人も大好きで、とにかく社交的だというアルくん。見た目が「クマのぬいぐるみ」のようなので、すれ違う人に「かわいい」とよく言ってもらえるのだとか。

そんなアルくんはグングンと成長しているそうで、飼い主さんは成長ぶりに日々驚いているそうです。「これからも成長が楽しみだ」とも話していました♪
写真提供・取材協力/Twitter(@ara_aru6さん)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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