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思わぬ誤飲事故に注意、犬用おもちゃの選び方

犬用のおもちゃは、人と犬とのコミュニケーションを深めたり、犬の本能や好奇心を刺激することができるアイテムですが、使い方によって思わぬ誤飲事故を起こしてしまう場合があるそうです。

では、愛犬に与えるおもちゃはどのようなことに気をつけて選ぶとよいのでしょうか。

「犬用おもちゃの選び方と誤飲を予防する方法」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬がおもちゃを誤飲するとどうなる?

思わぬ誤飲事故に注意、犬用おもちゃの選び方 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――愛犬がおもちゃを誤飲して動物病院を受診するケースがあると聞きました。犬がおもちゃを誤飲するとどのような症状がみられるのでしょうか?

岡本先生:
「犬が誤飲をしてしまったとき、胃内異物として消化されないまま胃の中に残ったり、胃を通過しても胃の出口に引っかかったり腸に詰まったりすると、犬に嘔吐や食欲不振の症状がみられます」

犬がおもちゃを誤飲した場合の治療方法

思わぬ誤飲事故に注意、犬用おもちゃの選び方 いぬのきもち
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――犬がおもちゃを誤飲したとき、どのような治療が必要となりますか?

岡本先生:
「犬の誤飲では、一般的に吐かせることで異物を出す催吐処置や口から内視鏡を入れて異物を摘出する対応が行われますが、これらの方法で異物を取り除くことが難しい場合などでは、状況によって開腹手術が必要になるケースもあります」

犬用のおもちゃを選ぶ際の注意点

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――犬用のおもちゃはたくさん種類がありますが、どのようなことに注意して選ぶとよいですか?

岡本先生:
「犬の口の中にすっぽりと収まるサイズのおもちゃは誤って飲み込んでしまうことがあります。また、遊んでいて容易に噛みちぎれてしまう素材のものにも注意が必要です」

犬の誤飲事故を防ぐためにできること

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――犬がのおもちゃの誤飲を防ぐために、飼い主にできることはありますか?

岡本先生:
「犬の誤飲事故を防ぐためにできることとしては、おもちゃのサイズに注意することと、愛犬をおもちゃで遊ばせる際に飼い主さんが目を離さないことが大切です」

愛犬の思わぬ事故を防ぐために、おもちゃの大きさや遊ばせ方にも注意が必要ですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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