「おもちゃを取ってください」と見つめる犬に共感の声！　行動の心理を獣医師が解説

飼い主さんにおもちゃを取ってもらう愛犬。

こちらは「はい、その奥におもちゃがあるはずなんです」というコメントともに、X（旧Twitter）に投稿された1枚。写っているのは、飼い主の＠shuwashuwa_pepさんと、その愛犬ペプシくん（取材時2才10カ月／ラブラドール・レトリーバー）です。

撮影当時の状況について、飼い主さんにお話を伺います。

飼い主さん：
「この写真は、ペプシが遊んでいるときにおもちゃがソファの下に入ってしまい、『取ってくれ』と言いたげに見つめてくるので、飼い主が這いつくばって取ってあげているところを撮影したものです。じつはこれ、毎日の光景なんですよ（笑）」

飼い主さんとペプシくんの姿には「共感の声」が

写真を見たXユーザーからは、約1万件もの「いいね」が集まったほか、「あるあるですね。ここここ。この奥！　取って～」「うちも毎日コレ。すぐコングをどこかへやっちゃうw」といったコメントが寄せられるなど話題に（2024年9月23日時点）。

こうした反響について、飼い主さんは次のように感じたといいます。

飼い主さん：
「『あるある！』というコメントが多かったので、みんな愛犬のために這いつくばっているんだなあとほっこりしました（笑）」

ちなみに、ペプシくんは飼い主さんがおもちゃを取ってあげている間、“神妙な面持ち”でオスワリをして待っていたそうです。

【獣医師解説】「取ってくれ」といいたげに見つめるペプシくん、その心理とは？

おもちゃがソファの下に入ってしまうと、飼い主さんを見つめるペプシくん。この行動は、やはり飼い主さんにおもちゃを取ってほしいと訴えているのでしょうか。いぬのきもち相談室の岡本りさ先生が解説します。

岡本りさ先生：
「一連の様子と行動から、飼い主さんにおもちゃを取ってほしいと訴えているのだと思います。

自分で取れない場所であることや飼い主さんが取ってくれた経験を学習し、飼い主さんへの甘えや信頼感から取ってもらおうとしているのでしょう」

ペプシくんのために、今日も飼い主さんはおもちゃを取ってあげているのかもしれませんね♪