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犬の「吠える」「吠えられる」はどちらも“目線”が原因! トラブルを生む犬の目線の問題点を解説

愛犬の「吠え問題」に悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。吠えたり吠えられたりするのは、愛犬が相手を“じっと見ている”ことに原因があるかもしれません。

今回は「吠える」「吠えられる」犬の目線問題について、獣医師の藤本聖香先生にお話を伺いました。

【じっと見て吠える犬】相手を見続けることで興奮状態に

吠える犬のイメージ
参考・写真/「いぬのきもち」2026年8月号『犬のトラブルの原因は見てしまうこと 「吠える」「吠えられる」は“目線管理”でうまくいく!』
野生時代の名残で、犬社会ではケンカを避けるために「目を見続けない」ことがマナーといわれています。

しかし、相手を見続けて吠える犬の場合、「見られて」失礼だと感じて吠えているとは限りません。相手を認識することで、ポジティブ・ネガティブにかかわらず相手への感情が高まり、興奮して吠えに変わってしまっていることもあります。

じっと見て吠える犬のタイプは?

ひんやりベッドで眠る柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
じっと見て吠える犬は、大きく次の3タイプに分類できます。

(1) 警戒するタイプ

恐怖や不安からビビって相手を見る犬は、目を見て開いて引きぎみの姿勢に。緊張して体も硬直ちがちです。

(2) 威嚇するタイプ

マナー違反などの犬に対し、イラ立ちから見てしまう犬は、胸を張るなど堂々とした態度に。吠えるときは眉間にシワを寄せ、歯を見せてうなりがちです。

(3) 要求するタイプ

遊びたい、気を引きたい気持ちから相手を凝視する犬は、目を輝かせ、しっぽを振りがち。飛びかかってくることもあります。

【じっと見て吠えられる犬】相手に不快な思いをさせてしまう

吠える犬のイメージ
参考・写真/「いぬのきもち」2026年8月号『犬のトラブルの原因は見てしまうこと 「吠える」「吠えられる」は“目線管理”でうまくいく!』
上で解説したとおり、相手の目を見続けることは犬社会ではマナー違反。それでも相手を見てしまう犬は、たとえケンカを売る気持ちがなくても相手に恐怖を与えたり、失礼な犬だと勘違いされたりして吠えられがちです。

じっと見て吠えられる犬のタイプは?

散歩中のボストン・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
じっと見て吠えられてしまう犬は、大きく次の3タイプに分類できます。

(1) 威圧するタイプ

気が強く、高圧的に凝視してしまいます。立っていても座っていても相手の正面を向き、表情も変えず堂々とした態度に。

(2) 警戒するタイプ

不安でビビって、うかがうような視線でじっと観察してしまいます。身を守るように体を低くするなどして、しっぽは下がりぎみに。

(3) 空気が読めないタイプ

相手の態度にかかわらず、興味のままにじっと見てしまいます。急に体勢を変えたり、グイグイ近づいたり、自分のやりたいことを通しがちに。
愛犬がほかの犬をじっと見てしまう場合は、何らかの理由があることも。飼い主さんが犬の目線を動かすサポートをしてあげるなどして、トラブルを回避しましょう。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(獣医師 英国APDT認定ペットドッグトレーナー)
参考・写真/「いぬのきもち」2026年8月号『犬のトラブルの原因は見てしまうこと 「吠える」「吠えられる」は“目線管理”でうまくいく!』
文/柏田ゆき
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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