犬と暮らす
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愛犬が飼い主の近くで寝るのは安心しているから? 距離にあらわれる気持ちとは
少し離れた場所や足元、飼い主さんのそばなど、犬の寝る場所について気になることがあるかもしれません。
犬が飼い主さんの近くで寝る理由や注意したい様子などについて、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
愛犬がそばで休むのは、信頼と安心感の証かも
犬の野生の本能として、睡眠中は周囲に対して無防備な状態になるため、信頼できる相手の気配を感じながら眠りたいと考えるのは自然なことです。
飼い主さんがテレビを見ている横、仕事中の足元、寝室の近くなどで静かに眠っているなら、安心できる環境として受け止めているのかもしれません。
ただし、近くで寝る行動だけで気持ちを決めつけるのではなく、表情や体の力の抜け方、呼吸の落ち着きなどもあわせて見ることが大切です。
甘えたいだけとは限らない、距離の取り方にも個性がある
ほかに、部屋の温度、寝心地のよい場所、家族の動き、生活音の少なさなどを理由に、その場所を選んでいることも考えられます。
また、ぴったりくっついて寝る犬もいれば、少し距離を置いて寝るほうが落ち着く犬もいます。
そばに来るのに触られると離れる場合は、近くにいたいけれど構われすぎるのは苦手という気持ちがあるのかもしれません。
犬それぞれが持つ個性の違いや、その時のコンディションによって、落ち着けるパーソナルスペースの広さは変わります。
寝る場所や過ごし方の変化を見逃さないことが大切
リラックスして体を横にしている、呼吸が落ち着いている、声をかけると自然に反応するようなら、安心できる場所で休んでいる可能性があります。
一方で、今までと違う様子が見られた場合は注意が必要です。例えば急に飼い主さんのそばから離れなくなった、不安そう、苦しそう、震えているなどが挙げられます。
このような変化の背景に精神的、身体的問題が潜んでいることもあります。眠りの様子に加えて、食欲や元気、日々の様子なども観察してみましょう。
愛犬が眠りにつく前後、普段と違いがないかチェック
食後なのか、散歩のあとか、留守番後なのか、雷や来客などの刺激があったあとかによって、背景が見えやすくなります。
あわせて、食欲、排泄、歩き方、呼吸、表情、声をかけたときの反応も確認すると安心です。
必要以上に抱き寄せたり、無理に離したりせず、愛犬が落ち着ける距離を尊重してあげましょう。
寝床を複数用意して、飼い主さんの近くにも少し離れた場所にも休めるスペースをつくると、犬が自分で心地よい場所を選びやすくなります。
愛犬がそばで眠る様子は、飼い主さんの存在そのものが彼らにとっての「心の拠り所」になっているという、一つのメッセージといえるでしょう。
日頃の様子を見守りながら、いつも通り元気に過ごせているかを確認してあげるとよいでしょう。
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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