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飼い主さんの“罪悪感”は禁物! 留守番時に潜む犬のストレスとは

飼い主さんが留守の間、愛犬はどのように過ごしているのでしょうか。留守番のさせ方によっては、飼い主さんが思いもよらなかった「しんどさ」を感じているかもしれません。

そこで今回は、留守番時に潜む犬のストレスについて、獣医師の藤本聖香先生に教えていただきました。

初めから長時間の留守番をさせると犬は不安に

かまってもらいたい様子の柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬にとって留守番はストレスになることがあるため、徐々に慣れさせることが大切です。とくに初めて留守番をする場合、適切な対応をしないと不安を感じてしまうことがあります。

まずは家の中で1分間飼い主さんと離れることがからスタートし、「飼い主さんは必ず帰ってくる」と理解させてから留守番をさせると安心するでしょう。

飼い主さんが罪悪感をもつと犬が留守番嫌いに

かまってもらいたいトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さん自身が留守番を「かわいそう」と思い、出かける前後に「ごめんね」などと不安げな様子を見せると、犬はネガティブな空気を感じ取って、「留守番=イヤなこと」と学習してしまいます。

とくに吠えがちな犬の飼い主さんは、吠える声が“泣き声”のように聞こえて罪悪感をもちがち。いつもどおりの態度でいる方が犬も安心できます。

留守番時の行動範囲を急に制限すると犬はパニックに

遊んでほしいチワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
いつもはフリーの状態で留守番をしていたのに、イタズラ防止にと突然ケージに入れられるなど、急に留守番時の行動範囲を制限されると犬はストレスに。活発な犬種の場合、大騒ぎをしてパニックを起こすおそれもあります。

行動を制限する理由がイタズラなら、されて困るものは片付けるなどして先手を打ちましょう。
留守番のさせ方次第では犬にとってストレスになることがあります。留守番にネガティブなイメージがつかないよう、しっかりと対策をしてあげましょう。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師)
参考・写真/「いぬのきもち」2025年10月号『暮らしに潜む「イヤ」なことが犬目線でわかる 愛犬のストレス日記』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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