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犬の足腰に負担がかかる? 階段を昇り降りする習慣のある犬への注意点

犬にとって階段は足腰に負担がかかるとわかっていても、生活環境や散歩コースなどの理由からどうしても愛犬が階段を昇り降りしなければならない場合もあるかと思います。

こういった場合、できるだけ愛犬の足腰への負担を軽くするためにどのようなことに気をつけて過ごせばよいのでしょうか。

「階段を昇り降りする習慣のある犬への注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。

犬にとって階段の昇り降りは体に負担がかかる

犬の足腰に負担がかかる? 階段を昇り降りする習慣のある犬への注意点 いぬのきもち
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犬が室内の移動や散歩コースなどで階段の昇り降りをしているとき、移動の際に下側となる足や背骨には普段以上の負荷がかかっています。

そのため、着地の仕方が悪かったり昇り降りの勢いが強すぎると膝や肩などの関節を痛めてしまったり、椎間板ヘルニアなどの背骨に関連した病気の発生リスクが上がることが考えられます。

階段のある生活環境を変えることが難しい場合の対策方法

犬の足腰に負担がかかる? 階段を昇り降りする習慣のある犬への注意点 いぬのきもち
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①犬を抱っこして移動する

住宅環境を変えるというのはなかなか難しい面もあると思います。

そのなかでも、犬の体の負担を軽減する対策方法として、もし、飼い主さんが愛犬を抱っこすることが可能であれば、階段の移動は抱っこで昇り降りをしてしまうのが一番手っ取り早くおすすめです。

②滑り止めの使用やスロープを設置する

愛犬が抱っこをすることができないサイズの場合は、滑り止めを貼って滑りにくくしたり、スロープを設置してできるだけ傾斜をゆるやかにするとよいでしょう。

階段を昇り降りする習慣のある犬への注意点

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愛犬に階段を昇り降りする習慣がある場合、まずはできる限りその頻度自体を減らすようにしましょう。

そのほかでは、愛犬の体重が増えすぎないように体重管理に気をつけて、関節などに過度な負担がかからないようにするとよいでしょう。

生活環境によって愛犬がどうしても階段を使わなければならないとき、愛犬の体にできるだけ負担をかけないように心がけたいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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