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犬が「上目遣い」を見せるのはなぜ?考えられる気持ちと気をつけたいポイント

じっと見上げてくる愛犬の視線に、思わずキュンとしてしまうことはありませんか? 犬の上目遣いには、飼い主に甘えたい、何かを伝えたいといった思いのほかに、不安や緊張といった感情が含まれていることもあるようです。

この記事では、犬が上目遣いをする理由ついて、いぬのきもち獣医師相談室の原先生にお話を伺いました。

犬の上目遣いに隠された気持ちとは?

もなか  ミニチュア・ダックスフンド
いぬ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
犬が上目遣いをするのは「かわいく見せたいから」ではなく、犬にとってこの仕草はごく自然な表現方法のひとつです。大きく分けて、次のような気持ちが隠れていると考えられます。

①甘えや要求
飼い主さんにかまってほしい、おやつがほしい、外に出たいといったとき、犬はじっと上目遣いで視線を送ってくることがあります。これは「自分の気持ちをわかってほしい」というサインのひとつです。

②不安や警戒心
叱られた後や見慣れない物音がしたときなど、不安や緊張を感じているときにも上目遣いになることがあります。この場合は、目が泳いでいたり、体をすくめていたりするなど、他のサインも伴っていることが多いです。

③注目を集めたい
単純に飼い主さんの注意を引きたくて、無意識に上目遣いになるケースもあります。このときは、しっぽを振っていたり、耳が立っていたりするなど、明るい雰囲気の表情やしぐさが見られます。

こんなときは注意!上目遣いが見せる「ストレスサイン」

 たろいも  パグ
いぬ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
上目遣いは必ずしもポジティブな感情から出るとは限りません。次のような場面では、愛犬が少なからずストレスを感じていることも考えられるため、様子に気を配ることが大切です。

①体を小さく丸めているとき
上目遣いをしながら体を縮こませているように見える場合は、身を守ろうとしているのかもしれません。その場合、不安や恐怖を感じていたり、強いプレッシャーを受けている状況である可能性も考えられます。

②口を固く閉じて動かさないとき
通常のリラックスした表情ではなく、口元が固く閉じて動かない場合、緊張や警戒を示しています。無理に距離を縮めたり、触ろうとしたりすることは控えたほうがよいでしょう。

上目遣いを見せたときの向き合い方

Max  Mix(雑種)小型犬
いぬ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
犬が上目遣いをしてきたとき、どのように接するべきかはその背景にある気持ちによって異なります。状況に応じた関わり方を心がけることで、犬との信頼関係を育んでいけるでしょう。

①要求の場合はメリハリをつけて対応する
おやつや散歩の要求で上目遣いをしてくる場合、むやみに応じるのではなく、指示を出して従わせてから与えるなど、ルールを持たせることが大切です。

②不安な様子がある場合は安心感を与える
体をなでる、静かな声で話しかけるなど、犬が安心できる環境を作ってあげましょう。また、不安の原因となる状況(音や他の動物など)が何かを探ることも重要です。

③表情やボディランゲージ全体を観察する
上目遣いだけに注目せず、耳や口、しっぽなどの動きも見て、全体の感情を読み取るようにしましょう。小さなしぐさの変化に気づけるかどうかが、良好な関係を築くカギになるでしょう。

まとめ

おはぎ  柴
いぬ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
犬の上目遣いは、飼い主への信頼の証でもあり、時には心のSOSを示すことも。かわいらしい仕草として見過ごさず、背景にある気持ちを正しく理解することで、愛犬とのコミュニケーションはさらに深まります。愛犬の様子に気を配ってみてくださいね。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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